お宮参りのこと

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ページ番号 C1042745  更新日  令和5年3月31日

お宮参りのこと

お宮参りのこと

この写真は昭和40年代のお宮参りの様子を撮したものです。
赤ちゃんを抱っこしている女性はお姑さんです。
なぜ、赤ちゃんの母親ではなく、お姑さんが赤ちゃんを抱っこしてるのでしょう。
今は、赤ちゃんのお母さんやお父さんが抱っこしてお宮参りをするお家も多いようですが、
かつては『産んだばかりの女性はケガレている』というふうに考えられていました。

ケガレとは、『気が枯れる』。漢字では気枯れ、気離れ、気涸れなどが当てられます。
普段の生活を送るための気力がどんどんなくなっていってしまう状態、疲れている状態をいいます。

そのような状態で神様の前に行くのはあまり良くないので、元気なお姑さんが連れて行く、という習俗が残っていました。

その他にも、産後も女性にさせてはいけない禁止事項がいろいろとありました。
包丁に触ってはいけない、料理をしてはいけないなど、それを破ると悪いことが起きると言われていました。

決してお嫁さんを差別や卑下しているわけではなく、ケガレている状態、疲れてしまっている状態のお嫁さんを
なるべく早く日常の状態に戻してあげるという心が働いていたようです。

茅ヶ崎の民俗学に関する動画はこちらをチェック!

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