関東大震災による茅ヶ崎の火事は1軒だった!?
関東大震災による茅ヶ崎の火事は1軒だった!?
2017年3月14日(火曜日)
茅ヶ崎は、関東大震災で大変大きな被害を受けました。
大正12年9月1日11時58分。 相模湾沖を震源として、大きな地震がありました。
東京・横浜の惨事を、皆さん本などで見ることがあることがあると思うのですけれども、
大火事で燃えてしまっているのですね。
だから、茅ヶ崎も同じ様に燃えたのだろう思うかもしれませんが、
幸いなことに茅ヶ崎は火が出なかったのです。
では、なぜ火が出なかったのでしょう。
東京・横浜は、今と同じで、12時頃になると食堂が賑わい、
家庭でもお母さんがご飯を作る、という状況があったのだそうです。
ところが、茅ヶ崎、いわゆる湘南地方は田舎の農村地帯だったのです。
半農半漁というか、どちらかといえば畑・田んぼで働く人が多く、
朝5時、6時に起きて、朝飯前に一仕事をするのです。
そうすると、10時頃お腹が空くので、お昼は早昼をとるのだそうです。
早昼というのは今の表現であって、当時は10時頃がお昼時間帯で、
10時から11時くらいにかけて昼ご飯をとっていたのでしょう。
ですから、12時の時には一応炊事が終わって、ある程度落ち着いている状況だったのだそうです。
というのが1つの理由かなと思います。
そればかりではないのでしょうけれども、幸い茅ヶ崎では火事は1軒しか起きなかったのだそうです。
詳細は文献史学の動画をチェック!
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