大震災直前と直後の民家
大震災直前と直後の民家
2017年3月21日(火曜日)
大正12年9月1日11時58分。 相模湾沖を震源として、大きな地震がありました。
茅ヶ崎も、関東大震災で大変大きな被害を受けてしまいました。
これは興味深い写真で、左が震災前、右が震災後の民家の写真です。
今の松浪あたりのお家で、物見台みたいなものを作っています。
夕涼みをするのでしょうか、左の写真はそこに子どもが2人乗っています。
階段がある掘立て小屋のようなものを作って、上で遊んでいたのかもしれませんね。
関東大震災がグラグラと来て、9月1日以降母屋はぺちゃんこになってしまったんです。
きっとすごく揺れたと思いますが、こんな華奢な掘立て小屋みたいなものは残りました。
これはすごく揺れることによって、かえって地震後にも残っているという状況です。
もちろん、その時間帯には人は乗っていなかったのでしょうが。
微妙に角度は違いますけれども、よくぞ撮ってくれたなという感じがしますね。
これこそ歴史の不思議というか、きっとこれを撮った人の歴史眼というか、
何となく歴史の心があるような人が、パチっと撮ったのでしょうか。
こういう自然に残った史料の中に素晴らしいものがあるのです。
詳細は文献史学の動画をチェック!
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