クマゼミはなぜ増えているのでしょうか?

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ページ番号 C1042671  更新日  令和5年3月31日

クマゼミはなぜ増えているのでしょうか?

2017年3月11日(土曜日)

クマゼミはなぜ増えているのでしょうか?画像

1980年代くらいにはあまりいなかった蝉の仲間、クマゼミが増えてきています。

元々の赤い線が神奈川県の分布比なんだと思われるんですが、
今は茅ヶ崎とか三浦半島・横浜・川崎の方まで分布が広がっています。

中央公園で調べた記録を見てみると・・・
左下のグラフ、2001年に初めて発見された時は16くらい、
それからどんどん増えて、一昨年が一番多く見られました。
非常に沢山の抜け殻が集められるほどに数が増えてきていますね。
ずっと増えるというか、3年ひとまとまりで増加してきているようです。

この南方系の種類が増えてる原因というのがいくつかありまして、
やっぱり1番の理由は”温度”だろうということで、温度の変化を見てみましょう。

宮崎から札幌までの平均気温の値をとって調べると・・・
左上のグラフ、1980年代頃と比べて90年代からの線が大体ほぼ水平に動いています。
平均気温でいうと1度くらい寒い時期の気温が上がっています。
やはりこれが1番の原因と考えられます。

また、温暖化が進むと元々いた種類がいなくなってしまうということも
日本のほかの場所では起きているので、
近い将来茅ヶ崎でも減ってしまう種類が出てくる可能性も心配されます。

詳細は自然学の動画をチェック!

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