昆虫の調査はどのようにして行なうのでしょう?
昆虫の調査はどのようにして行なうのでしょう?
2017年3月24日(金曜日)
昆虫の調査は大きく分けると「任意調査」と、「トラップ調査」があります。
「任意調査」は、目視(ルッキング)・・・目で見て記録するもの。
具体的にどんな調査方法かというと、
スィーピング・・・
なかなか目で見つからないものは、網を使って網を振ってスイープ、すくって捕ります。
ビーティング・・・
棒で木の葉っぱなど叩いて昆虫を下に落としビーティングネットで受ける調査の方法があります。
写真中央がビーティング調査に使うビーティングネットで、竹の棒が付いている受け網です。
夜間調査・・・
写真のような虫は昼間調べても見つからないので夜に行きます。
写真左上、夜に行くとクツワムシが葉っぱの上で鳴いていて、なかなか逃げないので姿も確認できます。
写真右上、夜行性のトゲナナフシは、夜になると出てきて葉っぱを食べている生きものもいます。
それから写真左下、カブトムシとかクワガタは夜になる樹液に集まってきて樹液を舐めています。
あとは写真右下のヘイケボタル。
こういうものは夜にならないと活動しませんので、夜に行く必要があります。
他には、越冬昆虫調査、鳴き声調査・抜け殻調査などがありますね。
詳しくは自然学の動画をチェック!
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