生態系のバランスを守るにはどんな管理が必要なのでしょう?
生態系のバランスを守るにはどんな管理が必要なのでしょう?
2017年3月23日(木曜日)
その地域に固有の生態系環境によって生きている生きものは、その場所その場所によって違います。
生物全体の生態系のバランスをとるためには、そこにどういう生きものがどうやって住んでいるか、
ということをわかった上で管理の仕方決めていく「生態系管理」が必要です。
「生態系管理」の1つの手法として「順応的管理」というものがありますが、
人間が考えてこうしたらいいだろうと思っても、生き物ものはその通りにならないことがあるんですね。
「やってみて少しダメだったら変えてみる」という管理が「順応的管理」です。
管理計画に基づいて、やった結果、良ければそのまま続けるし、悪ければ管理の仕方を変えます。
そのためには生きものが管理の結果どうなったかというモニタリング、状況を調べていくということが必要です。
実際的にどんなことをやればいいのか、ということを里山公園でやっています。
里山公園に“芹沢の池”という調整池があり、園路に近いところは結構きれいに刈るんです。
その内側のオギなんですが、こちら側は残すというふうに刈り残し範囲を決めながらやる管理なんですね。
そういう管理をしてますよということをちゃんと看板も出してます。
芹沢池の草刈りということで配慮した形を取っていますね。
詳しくは自然学の動画をチェック!
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