ペリー艦隊乗務員の格好や楽器を知る史料
ペリー艦隊乗務員の格好や楽器を知る史料
2017年3月8日(水曜日)
この史料、大変貴重なもので、これの元になるような史料はたくさんあります。
当時、幕府の絵師がこの近くまで行って、サラサラと描きました。
そしてそれをコピーし、更にコピーを重ね今日の茅ヶ崎にこの史料が伝わっています。
もう少し良いものはカラーで綺麗に色が付いています。
書かれている文字を見てみましょう。
「嘉永六丑年六月三日申ノ下刻相州浦賀津」…要するに浦賀の港、“津”と言います。
「浦賀津エ入舩」、津に船が入った。
「北亜墨利加 ハシトン舩」が十四日に帰っていく、というようなことが書いてあります。
この人たちは、ペリー艦隊の大将のようですね。
それなりのいい格好をして、いい武器、サーベルなんかを持って、いい帽子を被っています。
当時の大将の風体をを記しているのがよく分かります。
そのあと、乗務員の帽子、色んな帽子があります、それをスケッチしているのですね。
それから、楽器が描かれています。軍隊が更新行進するとき、楽器が前に必ず出ます。
大きな太鼓を持って、大きなラッパを持って、いい音楽を奏でながら行進をしていくんですね。
詳しくは文献史学の動画をチェック!
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