縄文時代の釣り針は何から作られていたのでしょう!?

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ページ番号 C1042659  更新日  令和5年3月31日

縄文時代の釣り針は何から作られていたのでしょう!?

2017年3月19日(日曜日)

縄文時代の釣り針は何から作られていたのでしょう!?画像
写真は「茅ヶ崎市史3考古・民俗編」より引用

貝塚から角鹿の角などで作った釣り針が発見されています。
ほかのところですと、土で酸性土壌で腐ってしまうのですが、
貝はカルシウムが非常に強いので、貝塚からはこういったものが腐らず出てくるんですね。

縄文時代の堤貝塚のものは外側に返しがあります。
釣りをやる方はよくわかるかと思うのですが、
今の釣り針はだいたい内側に返しがついているんですね。
返しは一度引っかかって顎から外れにくいように仕掛けてあるんですね。

ハワイのビショップ博物館に行きますとまったくおなじ釣り針がありますから、
昔の人がこういったものを作るときに、同じことを世界各地でやっているということです。

開高健さんが釣りが大好きで、南太平洋でこういった釣り針をそのまま使ったら、
餌を付けずに釣れるということを経験しているんですね。
十分これで疑似餌になったということが証明されていますね。

詳しくは考古学の動画をチェック!

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