第6期第4回　「里山はっけん隊！」（令和元年・冬）

イベントカテゴリ： イベント 　ジャンル：環境

「里山はっけん隊！」とは

　「里山はっけん隊！」は、柳谷の自然に学ぶ会の皆さん（以下：リーダー）や神奈川県公園協会のご協力により、平成20年度から実施している親子参加型のイベントで、2年間で4回、春夏秋冬、季節の違う里山を訪れ、人や動植物の季節ごとの営みや環境を学びます。

　第6期「里山はっけん隊！」のテーマは「里山で自然の調査をしてみよう！」です。植物や昆虫などの生きものの特徴に着目しながら学習をします。　

第4回里山はっけん隊！を実施しました

とき：令和元年12月15日（日曜日）
参加者：21名（子ども12名、大人9名）

　午前の自然観察会では、湿地にて外来種を駆除する保全作業を行った後、リーダーの「柳谷の自然に学ぶ会」のみなさんの解説のもと、生きものの「特徴」に着目した調査を行いました。
　午後は、自然観察の中ではっけんした生きものたちの「特徴」について発表をしました。また、コナラの木の周りの生きもののつながりについて学べる紙しばいや、里山公園で採れた葉っぱを使ったエコバッグ作りを行いました。

共催：公益社団法人　神奈川県公園協会
協力：柳谷の自然に学ぶ会

• 第4回「はっけん！ノート」（事前学習用テキスト） （PDF 1.2MB）

第4回「里山はっけん隊！」の風景

スケジュール

• 開隊式
• 湿地にて自然観察、保全作業
• 昼食
• 自然観察ではっけん！した生きものの「特徴」について発表資料の作成
• 発表（はっけんした生きものの「特徴」について家族ごとに発表）
• コナラの木の周りの生きもののつながりについて学ぶ紙しばい＆循環型社会のお話
• リーダーによるまとめ
• 閉隊式

一日の様子

開隊式の様子です。里山はっけん隊！スタートです！

外来種(セイタカアワダチソウ)を抜く保全作業！根からしっかりと抜くことが大切です。

 

たくさんのセイタカアワダチソウを抜くことができました！

保全作業の後は生きもの調査を行いました。自由にはっけんする「はっけんタイム」では、みんな熱心に生きものを探していました。

 

 

 

みんな、たくさんの生きものをはっけんしました。はっけんした生きものは、「生きもの一覧リスト」に記入しました。

はっけんした生きものについてリーダーより解説していただきました。

木の特徴から、何の木か当てるゲームを行いました。みんな積極的に木の特徴を出し合っていました。

午後は、今日はっけんした生きものの特徴について家族ごとに発表をしました。

「ベニシジミは敵の目をちかちかさせるために羽の色がオレンジなのかな」、「ジョウビタキは自然の中に身を隠すためツバサの根元が白いのかな」と生きものの特徴をとらえ、その理由について発表をしてもらい、子どもならではの鋭い視点や考え方を聞くことができました。

コナラの木の周りの生きもののつながりについて、歌を交えた楽しい紙しばいで学ぶことができました。

工作では、里山公園の葉っぱを使用したオリジナルのエコバッグを作りました。みんな、素敵なエコバッグを作ることができました。

ご参加いただいたみなさま、リーダーのみなさま、神奈川県公園協会のみなさま、ありがとうございました。
 

参加者のご意見です（アンケート抜粋）

どんなことをはっけんしましたか？

• 木の名前を知ることができた。鳥や虫の特徴がよく分かった。冬なのに想像以上に生きものがいて少々びっくり！
• いろいろな種類の草木やこんな寒い季節でも力強く生きている生きものたちをはっけんできた。
• 茅ヶ崎の自然を知れた。
• 木や生きものたちが冬になるとどうなるのかを知ることができました。

今日の感想をご自由にご記入ください。

• 今回は冬の里山のはっけんをしたので、また違う季節をはっけんしたいです。
• また来たいです。楽しかったです。

開催日

令和1年12月15日（日曜日）