第6期第3回　「里山はっけん隊！」（令和元年・夏）

イベントカテゴリ： イベント 　ジャンル：環境

「里山はっけん隊！」とは

　「里山はっけん隊！」は、柳谷の自然に学ぶ会の皆さん（以下：リーダー）や神奈川県公園協会のご協力により、平成20年度から実施している親子参加型のイベントで、2年間で4回、春夏秋冬、季節の違う里山を訪れ、人や動植物の季節ごとの営みや環境を学びます。

　第6期「里山はっけん隊！」のテーマは「里山で自然の調査をしてみよう！」です。植物や昆虫などの生きものの特徴に着目しながら学習をします。　

第3回里山はっけん隊！を実施しました

とき：令和元年7月13日（土曜日）
参加者：27名（子ども15名、大人12名）

　午前の自然観察会では、湿地にて外来種を駆除する保全作業を行った後、リーダーの「柳谷の自然に学ぶ会」のみなさんの解説のもと、生きものの「特徴」に着目した調査を行いました。
　午後は、自然観察の中ではっけんした生きものたちの「特徴」について発表をしました。また、里山公園で採れた竹を使用した「水鉄砲作り」や、自然の大切さについて学ぶ紙しばいを行いました。

共催：公益社団法人　神奈川県公園協会
協力：柳谷の自然に学ぶ会

• 第3回「はっけん！ノート」（事前学習用テキスト） （PDF 1.1MB）

第3回「里山はっけん隊！」の風景

スケジュール

• 開隊式
• 湿地にて自然観察、保全作業
• 昼食
• 自然観察ではっけん！した生きものの「特徴」について発表資料の作成
• 発表（はっけんした生きものの「特徴」について家族ごとに発表）
• 里山公園で採れた竹を使用した水鉄砲作り
• 自然の大切さについて学ぶ紙しばい＆生態系ピラミッドクイズ
• リーダーによるまとめ
• 閉隊式

一日の様子

開隊式の様子です。里山はっけん隊！スタートです！

第6期の活動場所の湿地へ向かう途中、リーダーよりお話を聞きました。昔は、なんでも再利用し物を大切にする「捨てるものがない時代」でした。

 

外来種(セイタカアワダチソウ)を抜く保全作業！根からしっかりと抜けました！

保全作業の後は生きもの調査を行いました。自由にはっけんする「はっけんタイム」では、みんな熱心に生きものを探していました。

 

 

 

みんな、たくさんの生きものをはっけんしました。はっけんした生きものは、「生きもの一覧リスト」に記入しました。

はっけんした生きものについてリーダーより解説していただきました。

午後は、今日はっけんした生きものの特徴について家族ごとに発表をしました。

「二ホンアマガエルの体は身を守るために緑色をしているのかな」、「コシマゲンゴロウは水をかくときに冷たくならないようにするため前足にも毛が生えているのかな」と生きものの特徴をとらえ、その理由についても発表をしてもらい、子どもならではの鋭い視点や考え方を聞くことができました。

発表のあとは、一般参加者を交えて竹で水鉄砲を作りました。竹は、里山公園で採れた竹を使用しました。子どもだけでなく、大人も熱心に作成していました。

水鉄砲が完成したら、さっそく外で遊びました！

発表のあとは、「スーパーヒーローじゃがいもくん」の紙しばいと生態系のピラミッドのクイズを行いました。紙しばいでは、植物は生きものの栄養を作っていて、その栄養を作るためにはおひさまやお水などに協力してもらっていること、生態系ピラミッドのクイズでは、生物多様性の大切さを学びました。

ご参加いただいたみなさま、リーダーのみなさま、神奈川県公園協会のみなさま、ありがとうございました。
次回は冬に開催予定です。広報紙やホームページで参加者を募集いたしますので、皆様のご参加をお待ちしております！

参加者のご意見です（アンケート抜粋）

どんなことをはっけんしましたか？

• 思ったより虫などの種類が多かったのでびっくりしたのと、これからも大切にしたいと思いました。
• 茅ヶ崎市内でこれだけの自然に触れられる場があるという点で驚きだった。
• ただ自然が多くあるわけでなく、人とのバランスも大切なのだと教えていただきました。
• 山、田、川がつながっていること。

今日の感想をご自由にご記入ください。

• 虫をいっぱい捕まえてすごく面白かった。
• 虫、生きもの、自然に触れ、まず興味、関心を持つことが大切だと思いました。

開催日

令和1年7月13日（土曜日）