第1期第3回 「里山はっけん隊!」(平成21年・春)
春の里山の自然調べ
4月11日(土曜日)に、芹沢にある市内最大の谷戸である柳谷で、第3回「里山はっけん隊!」が開催されました。
当日は、40名を超す親子連れが参加。里山の自然観察、クラフト教室、生き物の報告会など、春の里山での自然体験を楽しみました。
春の谷戸の見所は、寒い冬を様々な姿で越冬していた植物、生き物たちの活動開始の姿です。
根や種子で冬を越していた草や、葉を落としていた木は、暖かくなると新芽や葉をいっせいに出し、花を開いたり、つぼみをつくります。
また、さなぎや卵で冬を越していた虫たちも眠りからさめ元気に飛び回っていました。
里山はっけん隊は、2年間で四季の里山を調査します。
平成20年9月(夏)、12月(冬)、平成21年4月(春)、10月(秋)。
4回参加すれば、四季の里山図鑑が完成します!!
協力
柳谷の自然に学ぶ会
茅ケ崎里山公園
第3回「里山はっけん隊!」の風景
スケジュール
- 市役所
- 柳谷
- 調査開始
- 昼食
- クラフト教室
- 見つけた生きものの報告会
- 市役所
- 解散
これは「里山はっけん隊!」隊員バッチ 春バージョン。このバッチを付けてはっけん隊スタート!
今日は汗ばむほどの陽気でした。4班に分かれて自然調べを始めます。何を発見できるかわくわくです。
冬芽で越冬していた木々が芽を開き始めました。これはタブノキの新芽。花芽と葉芽が一緒になっていて、混芽といいます。
越冬していたチョウチョたちも、花の蜜をもとめてひらひらと飛んでいました。ツマキチョウです。
春は水辺の生き物たちが卵から産まれる季節。色々な生き物の子どもの姿を観察することができました。これは、オニヤンマのヤゴ。
ニホンアカガエル、アズマヒキガエルのオタマジャクシを発見しました。
カエルちゃんも元気に出現!ニホンアマガエルです。
午後からはクラフト教室です。はっけん隊の道中で見つけた葉っぱなどを使って、壁掛けを作成しました。
ぼくの力作だよ!
タブノキの葉っぱで作ったタンポポ。
最後に、今日発見した生き物の報告会です。春は冬に比べて沢山の生き物を発見しました。それにしても、沢山!みんな、発見が上手になったようです。
春の柳谷の生態ピラミッドも完成!
一番左が夏、中央が冬、右が春の生態ピラミッドです。春は、生き物が活発に動き出すのがよくわかりました。
とても楽しい一日でした。
次回は、秋の柳谷でお待ちしています。
この日見つけた生き物を、図鑑にしてお渡しするので、楽しみにしていてくださいね。
参加者のご感想です。(抜粋)
お子様
- 花がきれいで、鳥の鳴き声が美しかった
- 夏や冬とは違う風景が見ることができた
- 生き物が増えていた
- 木の変化が分かった
- 花がきれいで、鳥の鳴き声が聞こえた
- 今までで一番たくさん見ることができた
- タブの木の冬芽が大きくなっていた
保護者のかた
- 全体的に緑が多く、花が咲き、冬に比べて鮮やかになった
- 生き物はよく活動していて、種類も多くみることができた
- 花が多く、ヤゴを初めて見ることができた
- 絶対的に目に見える数が多くて鮮やか
- 生き物の活動が活発になっていることが感じられた
- 新しい発見もあり、とても楽しかったです。
- クラフトもすごく楽しそうで素敵な作品ができました。
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