第3期第4回 「里山はっけん隊!」(平成25年・秋)
イベントカテゴリ: イベント
第3期最終回! 秋の柳谷で「里山のたからもの」を「はっけん!」
10月13日(日曜日)、大人12人、子ども15人が参加して、第3期生の最終回となる「里山はっけん隊!」を行いました。午前中は、公園北側の「里の家」からスタートし、谷戸開口部から谷戸奥に向かって変化する地形や、エリアごとに異なる植物の様子に注目し、谷戸全体の環境を総合的にとらえながら自然観察を行いました。午後は、茅ヶ崎産の大根を使って干し大根づくりに挑戦! 午前中に見つけた「はっけん!」や、自分が大切にしたい「里山のたからもの」についての発表も行いました。
共催:公益財団法人 神奈川県公園協会
協力:柳谷の自然に学ぶ会
第4回「里山はっけん隊!」の風景
スケジュール
- 市役所
- 柳谷
- 自然観察
・「はっけん!カード」記入 - 昼食
- ワークショップ
茅ヶ崎産の大根を使った干し野菜づくり/「はっけん!カード」仕上げ/「たからものカード」づくり/「はっけん!カード」「たからものカード」発表/クイズ「里山達人度チェック」/まとめ - 市役所
- 解散
一日の様子
「里の家」前から坂道を下って、秋の「はっけん隊!」スタートです。
稲刈りの終わった田んぼで生き物調査開始。制限時間は10分です。
あっという間にカエルがいっぱいです。
(調査にご協力いただいたカエルさんは、このあと田んぼにお返ししました。)
谷戸底では、童謡「小さい秋みつけた」で「呼んでる口笛・・・」と歌われている、モズの声が聞こえました。
水路ではシマアメンボをはっけん! シマアメンボはきれいな流れにしかいないんですって。
「田んぼの広場」で地層のお話を聞きました。これは6万年前の地層。柳谷では、こんなものまで見られるのです!
昔は薬草として使われていたゲンノショウコ。
斜面林に挟まれた湿地の様子を観察します。
やけどに効くというガマの穂。国語の教科書に出てくる「因幡の白ウサギ」のお話で小学生もおなじみです。
谷戸の家の前ではハサ掛けが見られました。実りの秋の象徴的な風景です。
里山公園倶楽部さんがつくっている堆肥を見学させてもらいました。
クビキリギス。「くちびるセクシー」とは発見者(小4女子)のコメントです。
雑木林でみんなが注目しているのは…
ヒヨドリジョウゴ。鳥も子どももこんな実が大好きです。
コナラとクヌギ。さわって違いを覚えます。これは、でこぼこが滑らかなコナラ。
午後のワークショップでは、里山の秋の手仕事、干し野菜づくりに挑戦。切っているのは茅ヶ崎産の大根です。
ひもで結わえて外に吊るしました。イメージは里山の民家の軒先です。
最終回の今回は、いつもの「はっけん!カード」のほかに、自分の考える「里山のたからもの」を発表しました。カエルやドングリなど、個々の生物に注目したり、樹林地から草地、農地まで多様な環境がそろっていること全体を「たから」としたり、里山の豊かな自然が人の手によって維持されていることに価値を見出したり、里山の自然に実際触れて、じっくり観察したり考えたことが伝わる発表でした。
リーダーさんたちも発表。里山の生き物や歴史など、それぞれの専門分野について熱い想いを伝えました。毎回、詳しい解説をありがとうございました!!
参加者のご感想です。(抜粋)
お子様
- いろんな虫や植物がみつかったので楽しかったです。
- 2かいきたからすごくおもしろかった。
- 大根干しの結び方を知れて良かった。
保護者のかた
- 茅ヶ崎でとれる植物、生き物を知ることにより、自分が住んでいる場所と自然が身近にありいいところなんだと感謝できるように暮らしていければと思う。
- 虫や植物に詳しい方々といっしょに散策するのはとても楽しかったです。里山の生きもの、植物に大切にすることを子供と一緒に学びました。
- 四季が体感できる里山にまた来たいと思います。茅ヶ崎は山も川も海も近くにあるので、子供達に色々なものを感じて、触れてもらいたいと思います。いろんな場所のはっけん隊があれば参加します。
- 開催日
- 平成25年10月13日(日曜日)
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