第8期第4回　「里山はっけん隊！」（令和5年・秋）

イベントカテゴリ： イベント 　ジャンル：環境

「里山はっけん隊！」とは

　「里山はっけん隊！」は、柳谷の自然に学ぶ会の皆さん（以下：リーダー）や神奈川県公園協会のご協力により、平成20年度から実施している親子参加型のイベントで、2年間で4回、春夏秋冬、季節の違う里山を訪れ、人や動植物の季節ごとの営みや環境を学びます。

　第8期「里山はっけん隊！」のテーマは「里山の生きものマップをつくってみよう！」です。
スマホアプリ「BIOME（バイオーム）」を活用しながら生きもの観察を行い、見つけた生きものを写真で投稿し、里山はっけん隊！のみんなで共有します。隊員たちが集めた写真のデータをまとめて、里山はっけん隊！の生きものマップを作っていく予定です。

第4回里山はっけん隊！を実施しました

日　時：令和5年9月9日（土曜日）9時から12時
参加者：20名（子ども9名、大人11名）

　今回のはっけん隊では、収穫前の田んぼのあぜを歩き、稲にいる虫を「虫見板」を使って観察し、田んぼの生態系について学びました。
　湿地の保全では、セイタカアワダチソウやオオブタクサの外来種除去、水路の手入れを行いました。成長した外来種を根から抜き取る作業は力が要りますが、子どもたちも積極的に参加していました。
　自然観察の時間には、リーダーからエンマコオロギ、ヒヨドリと植物の種、チョウジタデについて、資料を見たり、実物を観察したりしながら分かりやすく教えてもらいました。その後、各隊員がはっけんした虫や草花などをスマホアプリ「バイオーム」を活用して、隊員のみんなに共有しました。今回は、植物・昆虫以外にもギンブナやドジョウといった魚もはっけんすることができました

共催：公益財団法人　神奈川県公園協会・小田急ビルサービスグループ
協力：柳谷の自然に学ぶ会

• 第8期4回（秋）はっけん！ノート（事前学習用テキスト） （PDF 1.5MB）
• 第8期4回（秋）はっけん！ノートまとめ （PDF 7.9MB）

第4回「里山はっけん隊！」の風景

スケジュール

• オリエンテーション
• ミッション（1）　田んぼを知ろう
• ミッション（2）　湿地の保全活動（湿地付近）
• ミッション（3）　生きもの観察（湿地付近）
• 「はっけん！」の発表・まとめ

当日の様子

翌週に稲刈りを迎える収穫前の田んぼのあぜを歩きました。

虫見板を使って稲にいる虫を観察しました。

セイタカアワダチソウ(外来種)の抜き取りで、子どもたちが力を合わせて抜き取りをするたくましい姿も見られました。

湿地の保全で抜き取ったオオブタクサ(外来種)。

リーダーから、ヒヨドリと植物の種について詳しく教えていただきました。

水路で、サワガニとオケラをはっけんしました。

参加者のご意見です（アンケート抜粋）

「田んぼ」について、はっけんしたことを教えてください

『トンボ、シオカラトンボ、カエル』
『害虫、益虫、ただの虫がいることが知れた』
『意外とバッタが多かった』

その他、参加した感想や今後やってみたいことなど

『生きものを捕まえられて楽しかった』
『昆虫の観察をしたい』
『セミやカブトムシを捕まえるイベントに参加したい』

保護者の方からの声

『家の周りと全く違う自然がたくさんあり、多様性を学ぶことができ楽しかったです。』
『家族で自然に触れることができた。とても楽しかったです。』
『里山はっけん隊はいろいろな季節で参加でき、子も親も新しい発見があってたのしかったです。』

開催日

令和5年9月9日（土曜日）