第1期第4回 「里山はっけん隊!」(平成21年・秋)
秋の里山の自然調べ
10月17日(土曜日)に、芹沢にある市内最大の谷戸である柳谷で、第4回「里山はっけん隊!」が開催されました。
当日は、約40名の親子連れが参加。里山の自然観察、クラフト教室、生き物の報告会など、の里山での自然体験を楽しみました。
秋の谷戸の木々は次第に紅葉(黄葉)をはじめ、鳥たちもエサを蓄えるために里山にやってきます。秋は鳴く虫が多いのが特徴で、耳を澄ますと綺麗な鳴き声が聞こえてきました。また冬支度を始める生き物たちの姿を観察することが出来ました。
里山はっけん隊は、2年間で四季の里山を調査します。20年9月(夏)、12月(冬)、21年4月(春)、10月(秋)。4回参加すれば、四季の里山図鑑が完成します!!
来年度の予定月、場所は検討中です。
協力:柳谷の自然に学ぶ会、茅ケ崎里山公園
第4回「里山はっけん隊!」の風景
スケジュール
- 市役所 出発
- 柳谷
- 調査開始
- 昼食
- クラフト教室
- 見つけた生きものの報告会
- 市役所 解散
これは「里山はっけん隊!」隊員バッチ 秋バージョン。このバッチを付けてはっけん隊スタート!
さわやかな陽気の中、4班に分かれて自然調べスタート。秋の里山で何を発見できるかな。
すぐに、秋の昆虫の代表格、「エンマコオロギ」を発見!
オニドコロ。昔はこれを鼻につけて、「天狗の鼻」といって遊んでいたそうです。
フクラスズメ(ガ)の幼虫です。ナンバンカラムシの葉でよく見られます。頭をバタバタ振って威嚇する姿に子どもたちは大興奮でした
ドングリから根が生えていました。
秋らしい、モミジの紅葉。柳谷には赤く紅葉する植物はあまりなく、黄葉の方が多いそうです。
午後からはクラフト教室です。はっけん隊の道中で見つけた木の実でネックレスやブレスレットを作成しました。
今日発見した生き物の報告会です。秋は越冬をするために生き物も植物も準備をし始めるため、沢山の種類を発見することが出来ました。
最後に、四季をとおしたはっけん隊の総まとめを柳谷の自然に学ぶ会の白田さんにしていただきました。
四季を通して観察することで、生き物たちの四季の営みを目で見て体感することができました。
また、自分たちが見つけた生き物で作成した生態ピラミッドをとおして、生物多様性の大切さを学び、自然の大切さ、守る必要性を考えるきっかけとなったのではないでしょうか。
そして、生き物の観察のポイントがとても分かるようになりました。この経験は他の場所でも活かされると思います。里山はっけん隊での経験が、自然に感心を持つきっかけとなっていただければ嬉しいです。
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