第3期第1回 「里山はっけん隊!」(平成24年・夏)
イベントカテゴリ: イベント
第3期 里山はっけん隊!がスタートしました
平成24年9月1日(土曜日)、子ども15人、大人15人の参加により、第3期「里山はっけん隊!」の第1回目の活動を行いました。「里山はっけん隊!」は、柳谷の自然に学ぶ会の皆さんと、神奈川県公園協会のご協力により、平成20年度から実施している親子参加型のイベントで、2年間で4回、四季の里山を訪れ、人や動植物の四季の営みと里山の自然の関わりを体験しながら学びます。
今期は「エリアごとの環境の特徴と人や動植物との関わり」に着目しながら、午前中は自然観察、午後は里山マップづくりと、里山のめぐみをいただくワークショップを行います。第1回目のワークショップでは、午前中の自然観察で見つけた「葛」について、神奈川県公園協会の職員さんからお話を伺った後、子どもも参加して、実際に葛粉を使ったおやつ作りに挑戦しました。
共催:公益財団法人 神奈川県公園協会
協力:柳谷の自然に学ぶ会
第1回「里山はっけん隊!」の風景
スケジュール
- 市役所
- 柳谷
- 自然観察
・「はっけん!カード」記入 - 昼食
- ワークショップ
葛のお話/おやつづくり(葛粉のぷるぷる団子)/自然観察振り返り/「はっけん!カード」仕上げ/おやつタイム/「はっけん!カード」発表/まとめ - 市役所
- 解散
一日の様子
「平成の森」から「はっけん隊!」スタート。谷全体を見下ろし、里山の風景と農家の暮らしとの関わりを学びました。
古くから人間が手を入れ利用してきた雑木林。人間の手が入ることで、生物多様性が保たれてきました。
道々見つけた「はっけん!」を、みんなに教えてあげています。これは青いしっぽのヤマトトカゲを捕まえたところ。
四つ辻となっている一寸峠(ひとあしとうげ)は交通の要所。ケヤキの間に生えているアカガシは茅ヶ崎の里山の代表的な木のひとつです。
見つけたものは「はっけん!カード」にメモしておきます。谷の家の前で、オオバタンキリマメを見つけました。
竹林のなかのヤマトアオダモは野球のバッドの材料として有名です。周囲の長さを計測しました。
田んぼでは、日本人が稲作を続けてきたことが、里山の生物多様性にいかに寄与してきたかというお話を聞きました。
ここでちょっと雨宿り。畑で作業していた里山公園倶楽部の方がポップコーンのお話をしてくれました。
柳谷池では事前にすくっておいた水生生物に興味津々です。
雨の中、ネイチャーゲームをスタート。班ごとに協力してテーマの葉っぱを探しながらパークセンターまで戻りました。
午後のワークショップではネイチャーゲームのテーマだった「葛」についてのお話を聞き、葛粉を使ったおやつを作りました。
お手伝いに長蛇の列。
透明になってきたら、バッドに入れて冷蔵庫で冷やします。
きな粉をまぶして、葛の花を飾って完成です。
午前中にメモした「はっけんカード!」に、絵を描いたり、コメントを書いたりして、きれいに完成させます。
カードを発表して・・・
地図におとします。
127枚のカードが集まりました。第2回以降も、場所を変えてマップをつくり、公園全体の大きな「はっけん!マップ」づくりを目指します。
参加者のご感想です。(抜粋)
お子様
- 今ごもはっけんたいにさんかして、里山にくわしくなりたい。今日里山の事が色々しれてよかったです。
- 生たいけいをこわさないようにかんさつしたい。
- 里山の細かいところもたくさん見たい!!
保護者のかた
- 生態系の勉強もでき学生はためになると思います。季節の変わりを楽しくすごしたいです。子どもの頃見た植物や生き物に再び出会うことができ、楽しい一日だった。
- 「ごはん」を食べる事で、虫や自然を守る事ができるとは知りませんでした。普段よくおにぎりなどお米を食べますが、これからはもっと今まで以上にかみしめて味わいたいです。
- 柳谷の人の手入れの大切さが植物や昆虫を育てながら暮らしも豊かになるのだなとよくわかりました。楽しく勉強させてもらいました。
- 開催日
- 平成24年9月1日(土曜日)
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