精神保健
大切にしてください!! 心のケア
新型コロナウイルス感染症の影響で普段と同じ生活を送ることができず、ストレス状態が長く続くと、イライラしたり涙もろくなったり、疲れやすくなったり、心や体にさまざまな反応が起こります。また、長期間家にいることが多くなるため、DVや虐待が増えるといわれています。日々の生活の中で心の健康を保つための行動を心がけましょう。
ストレス状態に起こる心と体の反応
ストレスを感じる事象を「ストレッサー」、ストレッサーによって引き起こされる心身の反応を「ストレス反応」と呼びます。
例)「苦手な人と接した後、動機、目まいの症状が出た。」この場合、ストレッサーは「苦手な人」、ストレス反 応が「動機、目まい」となります。
ストレス反応は、心理面、身体面、行動面に影響が出ると言われています。心理面では、不安や緊張が強い、イライラする、気分の浮き沈みが激しい、涙もろくなる、誰とも話す気にならない等の状態が現れることがあります。身体面では、疲れやすい、目まいがする、頭痛、肩こり、吐き気、食欲不振、不眠等が現れることがあります。行動面では、仕事のミスの増加、落ち着きがなくなる、遅刻・早退・欠勤の増加、飲酒量の増加等が現れることがあります。
このような状態は数週間続くことがありますが、ストレス状態が長く続く状況では多くの方に起こる正常な反応です。また、同じストレッサーでも、ストレスが引き起こされる程度は個人差があります。自分がどんなストレッサーに弱いか知ること、対処法を身に着けることが大切です。
心の健康を保つために
- バランスの良い食事と十分な睡眠を心がけましょう
- 屋内でもストレッチやリラックスできる運動を行いましょう
- 不安な時はテレビやインターネットなどの情報を取り入れすぎないようにしましょう
- 家族や友人と電話で話し、気持ちを共有したり、会話することで気分転換をしましょう
子どものストレスケア
子どももストレス状態が続くと、赤ちゃんがえりやおねしょなど、不安が行動に現れることがあります。不安になっている子どもには、安心感を与えるような言葉をかけましょう。話をよく聴いてあげることが大切です。
こころのサポートハンドブック
市民のこころのセルフケアをサポートするために作成しました。ストレスについての基礎知識、自身でできるこころの健康チェック表、茅ヶ崎市相談窓口一覧が掲載されています。
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精神科病院に入院している患者さんに向けて、相談できる場所や住まい、生活のサポートなど退院後に必要な情報が掲載されています。
関係機関や、当事者の経験をいれるためにピアサポーターの方に、ご協力をいただき作成しました。
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こころサポートハンドブック
こころのセルフケアをサポートするために作成しました。ストレスについての基礎知識、自身でできるこころの健康チェック表、茅ヶ崎市相談窓口一覧が掲載されています。
神奈川県が実施する各種相談
関連情報(ストレスチェック等)
- ストレスセルフチェック KOKOROBO (外部リンク)
- 神奈川県精神保健福祉センター(神奈川県) (外部リンク)
- 「こころナビかながわ」でストレスチェックをしてみませんか?(神奈川県) (外部リンク)
- かながわの依存症対策(神奈川県) (外部リンク)
- 知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス(厚生労働省) (外部リンク)
- こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~(厚生労働省) (外部リンク)
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