麻しん
麻しん(はしか)とは
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。
免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
麻しん(はしか)の症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。
麻しん(はしか)接触者となった方へ
〇麻しんの患者と最後に接触した日から21日経つまで、麻しんを発症する可能性があるので、健康観察が必要です。
〇麻しんの患者と最後に接触した日から21日経つまで、以下の健康観察シートに、毎日の体温、症状の有無、行動歴(麻しんを発症したときのため、どこに行った、誰と会った、公共交通機関は何を使った等)をご記入ください。
〇37.5度以上の発熱、咳・鼻水・くしゃみ・咽頭痛等の上気道炎症状、倦怠感、発疹等の症状が出現した場合には、医療機関を受診する前に保健予防課(0467-38-3321)までご連絡ください。
〇予防接種歴について、いつ接種したか記録があれば、受診の時に必要となりますので、母子手帳の準備や接種記録のページをスマートフォンで撮影しておく等の御協力をお願いします。
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このページに関するお問い合わせ
保健所 保健予防課 感染症対策担当
〒253-8660 茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目8番7号
電話:0467-38-3321 ファクス:0467-82-0501
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