茅ヶ崎市 2050年カーボンニュートラルに向けた脱炭素シナリオ
カーボンニュートラルの実現に向けたまちのありたい姿
~温暖化による気候変動の影響が非常事態です~
近年、地球温暖化に起因する大型の台風や集中豪雨が頻発し、日常生活や経済活動に多大な影響を与えている中で、気候が非常事態であることを、市民・事業者・団体の皆さまと市が共有し、気候変動対策に一丸となって取り組んでいくため、本市は令和3年4月1日に寒川町と共同で「気候非常事態宣言」を表明しています。
本宣言は、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ、いわゆる「カーボンニュートラル」を目指す内容を含みます。
~温暖化対策の努力をした場合、しなかった場合のまちの姿をイメージ~
本市が目指すカーボンニュートラルの実現に向けたまちのありたい姿を検討して、イラスト化しました。
【2050年カーボンニュートラルの実現を達成した場合】
〇太陽光発電を中心に再生可能エネルギーの導入が図られています。
〇新築施設等でZEB化が図られ、RE100の取組みがされています。
〇交通に関しては、多くの再生可能エネルギー取り入れたバス等が走っています。
〇2030年度以降には、次世代のエネルギー技術革新のほか、藻場等の育成による二酸化炭素の吸収等も含めて
カーボンニュートラルの実現を目指しています。
(注)
ZEB(Net Zero Energy Building):快適な室内空間を保ちながら、電気や熱などのエネルギー使用量を多く減らすために、高い断熱性能の壁や窓、電力消費の少ないLED照明などの省エネ機器を駆使し(省エネ)、それでも減らせない分を太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用して賄おう(創エネ)という考えで設計・建設された建物のこと
RE100(Renewable Energy 100%):自社で消費するエネルギーを100%再生可能エネルギーにしようとする取組み
藻場:海藻が茂る場所のこと
【2050年カーボンニュートラルの実現を達成できず温暖化が進んでしまった場合】
近年は地球温暖化により、海面上昇が進んだり、気象の変化によって大雨や台風が増えることで波や雨によって海岸が削り取られたりするなど、温暖化の影響がよりいっそう加速されようとしています。浸食が進むと砂浜がもつ自然の海岸機能が損なわれるとともに、海洋レジャーや地引網漁にも支障が生じてしまいます。
茅ヶ崎市 2050年カーボンニュートラルに向けた脱炭素シナリオ
~まちがありたい姿になるには、誰がどんなことをすればいいのか シナリオを作成しました~
本市が2050年カーボンニュートラルを実現するために、地域特性(産業構造・再生可能エネルギー導入の可能性の状況等)やエネルギーに関する現在の技術水準等の市域のポテンシャルを踏まえてシナリオを作成しました。
このシナリオに基づき、市・市民の皆さま・事業者の皆さまと議論を深め、まずは2030年までの温室効果ガス削減目標に向けた実行性のある取組みにつなげていきます。なお、2030年以降の取組みについては、将来の革新的技術の活用の見通しも踏まえた作りとなっています。
(注)
産業部門:製造業、建設業、農林水産業等における工場・事業所
業務部門:ビル、商業施設、サービス施設等
家庭部門:家庭(自動車は除く)
運輸部門:自動車、鉄道等
2050年カーボンニュートラルに向けた脱炭素シナリオの詳細 ~シナリオのより具体的な取組みについて~
2050年カーボンニュートラルの達成には、市民・事業者・団体の皆さまと市が一体となり取組むことが必要です。本市の地域特性を踏まえ、想定される具体的な取組み項目と内容を【シナリオの詳細(具体的な取組み)】にまとめました。
ご覧いただいた方は、取組み易い項目から実践いただければ大変ありがたいです。
今後も、脱炭素化に向けた取り組みの推進をよろしくお願いいたします。
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このページに関するお問い合わせ
環境部 環境政策課 温暖化対策担当
市役所本庁舎2階
〒253-8686 茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目1番1号
電話:0467-81-7176 ファクス:0467-57-8388
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