「点検商法」の事例(火災保険を使えば無料で工事ができると勧誘され不要な工事を契約させられた)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます

ページ番号 C1040854  更新日  令和5年3月31日

事例:火災保険を使えば無料で工事ができると勧誘され不要な工事を契約させられた

  • 近くの家を工事しているという業者が訪問してきて、「お宅の屋根が浮いているのが見えた。無料で屋根の点検をさせてもらえないか」と言われたので屋根に上がってもらった。その後、「応急処置として釘を打っておいた。簡単に釘を打っただけなのですぐにちゃんと工事をした方が良い。火災保険を使って工事ができる」と言われ契約をしてしまった。心配になったので、後日知り合いの建築業者に屋根を診てもらったところ、「全く問題ないので工事する必要はない」と言われた。

 

  • 突然業者が訪問してきて、「近頃の大雨や台風による被害が出ている家が多いので、無料で屋根点検をさせてもらえないか」と言われ了承した。その後、ひどい状態の屋根の写真を見せられ「先日の大雨の影響で屋根がはがれている。火災保険を使って工事ができる。保険請求の代行申請もできる」と言われ保険申請代行業務と屋根工事を依頼した。よく考えてみると、自分の家は古くないため屋根の状態があんなにひどいはずがないと思い、家を建てた時のハウスメーカーに屋根を確認してもらったところ、「雨風によるものではなく、故意に壊されているようだ」と言われた。信用できないので解約したい。

「点検商法」とは

このように「無料で点検する」と訪問し、不安をあおる説明をして高額な契約をさせる手口を「点検商法」といいます。

 市内でも、突然自宅に訪問してきた事業者から火災保険を使った工事の勧誘をされ、契約トラブルになったという相談が大変多く寄せられています。

 このような業者は、「保険金の範囲内で修理するから自己負担はない」など " 無料 " を強調したり、「早急に工事をしないと大変なことになる」などと不安をあおり契約を急がせます。

最近では、住宅修理サービスを約束させた上で、保険申請代行サービスの申込みをさせる手口が増えてきています。

「急いで書面にサインをさせられたが、書面の控えはもらえなかった」「解約すると言ったら、高額な解約料を請求された」などのトラブルも生じています。

 さらに、台風や大雨などの自然災害が多い季節になると、このような事例が急増する傾向にあるため、台風等の前後は特に注意が必要です。

対処法

  • 住宅修理工事のような高額な契約はその場で契約せず、まず家族に相談しましょう。
  • 保険の契約内容や必要書類を確認し、まず保険会社に相談してください。
  • 保険金請求は絶対にうその理由で申請してはいけません。(うその理由による保険金請求は保険金詐欺に該当します)
  • 高額な契約の際には複数の事業者から見積もりを取り、慎重に判断しましょう。

 このような点検商法のことでお困りの際にはすぐに消費生活センターにご相談ください。

ご利用になるには、Adobe社 Acrobat Reader 4.0以降のバージョンが必要です。Acrobat Reader をお持ちでない方は、Adobe社のホームページ(新しいウィンドウで開きます)からダウンロード(無償配布)し、説明に従ってインストールしてください。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は参考になりましたか?
質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

くらし安心部 市民相談課 消費生活センター
市役所本庁舎2階
〒253-8686 茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目1番1号
電話:0467-81-7130 ファクス:0467-57-8388
お問い合わせ専用フォーム