「電力・ガス小売全面自由化」に関する事例(電気・ガス代が安くなると言われ契約したが高くなった)
事例:電気・ガス代が安くなると言われ契約したが高くなった
- 「電気とガスをセットにすれば料金が安くなる」としつこく勧誘され契約してしまった。請求額を確認すると、以前の電気料金とガス料金の合計金額より高額になっていた。
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契約先のガス会社から委託を受けたと言われたため、疑いもせず契約。後日、もともと契約していたガス会社とは関係のない会社だったことが分かった。
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「電気代が安くなる」と勧誘してきた業者に、詳しく話が聞きたいと思い社名を聞いても、曖昧な返答しかなかった。料金プランについて説明を求めてもいい加減な説明しかなかった。不信。
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小売電気事業者からの請求書を確認した際に、契約した覚えのない追加のオプション契約がされていた。
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電気料金が安くなるという勧誘があり、検針票や電気の使用量を聞いてきた。
「電力・ガスの小売り全面自由化」とは
平成28年4月より電力の小売全面自由化が始まり、その後、平成29年にはガスの小売全面自由化も始まりました。
電力・ガスの小売全面自由化により、複数の様々な業種や業態の事業者の中から消費者が契約先を選択することが出来るようになりました。
しかし、現在契約中の電力会社・ガス会社の代理店を装うなど身分を偽って勧誘したり、不十分な説明だったためにトラブルになってしまったという相談も多くありますので突然の勧誘には注意が必要です。
また、電力・ガスの小売自由化に便乗して太陽光発電システムの契約をはじめ、プロパンガス、蓄電池等の勧誘も行われています。その必要性についてよく考えてから契約をして下さい。
「料金が安くなる」と勧誘された際には、「どのような条件で安くなるのか」「電力以外の商品やサービス契約とのセット料金や値引きになっていないか」「長期期間の契約になっていないか」「解約時に違約金が発生していないか」などを契約内容を十分に確認しましょう。
対処法
- 電気・ガスの料金プランや算定方法等の説明を必ず受け、契約内容をよく理解した上で契約するようにしましょう。
- 勧誘してきた会社と新たに契約する会社の社名や連絡先を確認してください。
- 検針票もむやみに見せず、記載情報は慎重に取り扱うようにしましょう。
- 契約を変更してしまっても一定期間内であればクーリング・オフ等ができる場合があります。
このような電気・ガスの小売全面自由化に関することでお困りの際には、すぐに消費生活センターにご相談ください。
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