「催眠(SF)商法」の事例(閉め切った会場に人を集め高額な商品を購入させられた)

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ページ番号 C1003870  更新日  令和5年3月31日

事例:高齢者が毎月指定の会場に出向き、高額商品を購入させられている

  • 高齢の母が「無料で卵がもらえる」と言って無料商品を目当てに通っている店で1か月で300万円以上の契約をしていた。その店は中が見えないようになっており、朝早くから大勢の高齢者で大行列になっている。怪しい。
  • 友人に誘われて通うようになった健康講座で、体に良いという高額な健康食品や健康器具を業者に勧められ、毎回購入してきたが全く効果がない。高額な契約を重ね、貯金が全てなくなってしまった。
  • 離れたところに住んでいる認知症気味の母の自宅に行くと大量の健康食品と高額な代金の領収書が出てきた。母に話を聞くと、定期的に業者が車で迎えに来て狭い会場に連れて行かれ、その業者から毎月健康食品を買っていると言う。やめさせたい。

「催眠商法(SF商法)」とは

このように閉鎖的な会場に人を集め、日用品や食材などを無料同然で配り、雰囲気を盛り上げた後、冷静な判断ができなくなった来場者に高額な商品を契約させる手口を「催眠商法(SF商法)」といいます。

催眠商法(SF商法)は高齢者の被害が非常に多く、販売員は、来場者に優しく親切な態度で接し、面白い話をして楽しませるなど、高齢者の心理を巧みに利用して信頼関係を作るため、被害も長期に渡ります。

商品を購入し続けた結果、老後の生活のための貯蓄を切り崩したり、資金を作るために保険を解約してしまったなど、生活に支障をきたしてしまっている事例が多く見受けられます。

対処法

  • 特定商取引法の訪問販売に当たる場合、法定書面を受け取った日から8日間以内であればクーリング・オフの申し出が可能です。また、日常生活に必要な量を著しく超える商品を購入させられた場合には、取り消し等を申し出ることができます。
  • 「無料で日用品がもらえるから」、「友達の付き合いだから」といって、安易に勧誘に応じたり会場へ出かけないようにしましょう。
  • 催眠商法(SF商法)は本人の被害意識が低いことが特徴です。家族など周りの方の見守りが非常に大切なので高齢者の話を頭ごなしに否定せずに、高齢者の話に寄り添ってあげるよう心がけましょう。

このような催眠商法(SF商法)によるトラブルでお困りの方は消費生活センターにご相談ください。

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