令和7年3月1日 国際理解講座「遠くて近い国 ブラジルってどんな国?」を開催
令和7年3月1日 国際理解講座「遠くて近い国 ブラジルってどんな国?」を開催
- 掲載日
- 令和7年3月26日(水曜日)
- 取材場所
- 男女共同参画推進センターいこりあ
3月1日、茅ヶ崎市国際交流協会による国際理解講座「遠くて近い国 ブラジルってどんな国?」が開催されました。
第一部はJICA専門嘱託職員としてご活躍されている山崎由佳氏にご登壇いただきました。2016年から2年間の間、JICA海外協力隊としてブラジルの日本語学校でご活動されていたという山崎氏。ブラジル独自の文化・生活についてのお話や当時の思い出を交えながら、日系移民の歴史やブラジルの日系人社会などについて説明していただき、ブラジルへの理解が深まりました。「ブラジル・日本双方の感覚を持っているところが日系人の魅力」と多くの日系人の方々と出会って感じたことを、伝えていただきました。
第二部ではブラジル生まれ・日本育ちの日系4世の江口ルシアナ宏子氏にご登壇いただきました。日本で過ごした幼少期の体験談や高校からブラジルに帰国して日系人の子どもたちを教えていたというお話しを通じて、「日系人」であるご自身の考えや生き方についてお話しいただきました。ご自身もポルトガル語と日本語という二言語の間で悩んだ経験を抱えていた江口氏が、自身のアイデンティティに自信を持ったきっかけもまた言語だったといいます。ブラジルで日本語教師として活動した経験を糧に、現在も日本の大学に通いながら日系ブラジル人の子どもたちに日本語を教えていらっしゃるそうです。
会場には、大きなブラジル国旗が掲げられた他、サッカーのユニフォームや楽器の展示などが行われ、来場者も興味深く観察していました。また、休憩時間には「ブラジル移民の父」とも称される水野 龍氏が1911年に銀座にオープンした老舗喫茶「カフェーパウリスタ」の風味豊かなコーヒーがふるまわれました。
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