茅ヶ崎公園「平和の礎」

茅ヶ崎公園「平和の礎」について

「平和の礎」とは

　茅ヶ崎公園内にある「平和の礎（へいわのいしずえ）」は、かつての「平和慰霊塔」（昭和42年建設）の老朽化に伴い平成20年3月に建替えられ、現在の形となりました。

　「平和の礎」の名称は、今日（こんにち）の平和の礎となられた戦没者の方々の追悼と共に、平和の尊さを後世に継承するということを意図して名付けられました。

デザインについて

　追悼と平和の願いをイメージとした場となるように、柔らかく優しい印象を与える円や曲線を基本とした形状のデザインとし、中央の球体と外側の天蓋で一体となっています。
　球体は戦没者の方々の追悼と地球の恒久平和への祈りを表し、世界五大陸を表した五角形の台座に鎮座しています。台座には、1190柱の市内戦没者の名簿が収められています。
　天蓋は球体を包み込む天空を意味し、礎に込められた追悼と平和への願いを見守り、地球全体に広がる思いを表しています。天蓋には桜の花をモチーフとする多数の隙間を設け、陽光や潮の香りなどの茅ヶ崎の自然を感じられ、また、桜の花のシルエットをとおして球体を透かして見ることができます。

平和の広場について

　平和の礎がある平和の広場では、旧平和慰霊塔や平和都市宣言及び核兵器廃絶平和都市宣言の碑が設置されています。

　また、平和の広場内における目的にそぐわない行為（献花台への腰掛け、スケートボードなど）につきましては御遠慮くださいますよう、御理解と御協力をお願い申し上げます。