自然環境評価調査について

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます

ページ番号 C1016112  更新日  令和6年5月9日

 市では、茅ヶ崎の自然の保全・再生を図るため、平成15年度から市民調査員のご協力のもと、定期的に市内の自然環境評価調査を行っています。

茅ヶ崎市自然環境評価調査について

調査期間・エリア

区 分 期 間 調査エリア(陸域)(注)1 水域(注)2
第1回自然環境評価調査 平成15~17年度 市内全域(76地区) 主要河川:15地点細流:11地点
第2回自然環境評価調査 平成22~24年度 柳谷、行谷、清水谷、長谷、赤羽根字十三図、平太夫新田、柳島、城之腰、汐見台 主要河川:17地点細流:11地点
第3回自然環境評価調査 平成27~29年度 柳谷、行谷、清水谷、長谷、赤羽根字十三図、平太夫新田、柳島、城之腰、汐見台 主要河川:16地点細流:8地点

第4回自然環境評価調査

(実施中)

令和5~7年度

(予定)

柳谷、行谷、清水谷、長谷、赤羽根字十三図、平太夫新田、柳島、城之腰、汐見台

主要河川:13地点

細流:8地点

(注)1 第1回調査の結果により第2回以降の調査は、市内で特に重要度の高い自然環境を有する7地域(柳谷、行谷、清水谷、長谷、赤羽根字十三図、平太夫新田、柳島)と比較的良好な自然環境が残されている2地区(城之腰、汐見台)で調査を実施。

(注)2 主要河川(相模川、小出川、千ノ川)及び主要河川に注ぎ込む水田用水路や細流で調査を実施。

調査内容

 市内に生息・自生する植物・ほ乳類・鳥類・両生は虫類・魚類・昆虫類の中から、茅ヶ崎の自然環境を特徴づけ、豊かな自然環境に見られる種(約120種)を指標種として選定し、各調査区域においてそれぞれ指標種を確認できるか調査を実施。
 調査は、6分類(植物・ほ乳類・鳥類・両生は虫類・魚類・昆虫類)ごとにチームを結成し、原則、目視による踏査を基本的な手法としています。

 調査にあたり、学識等の専門家や多くの市民の方から、市民調査員としてたくさんのご協力をいただきました。

  第1回 第2回 第3回 第4回
調査員数 73人 53人 73人 111人

調査結果について

 これまでの調査で集めたデータは、市内の自然環境の状態や変化を把握し、茅ヶ崎らしい自然環境をどのように保全していくべきか考えるための大切な資料となります。調査結果を活かした具体的な取り組みは次のとおりです。

  • 特別緑地保全地区の指定(清水谷、赤羽根字十三図周辺)
  • 保護・保全すべき希少な生きものをまとめたレッドリストの作成
  • みどりの基本計画等の策定
  • 開発行為などから退避すべき生きものの検討等

結果:第1回自然環境評価調査

 市内全域を調査した結果、指標種が数多く記録されたり、自然環境のつながりの観点から特に重要と評価された柳谷、行谷、清水谷、長谷、赤羽根字十三図、平太夫新田、柳島の7地区を「コアマップ対象地区」として抽出しました。

結果:第2回自然環境評価調査

 再調査と前回調査で記録された指標種の種類や種数に違いの見られる地区もありましたが、大きな差は認められませんでした。

結果:第3回自然環境評価調査

  • 柳谷、行谷、清水谷、赤羽根十三図では、里山に特徴的な指標種が多く確認され、柳島では海岸に固有性が高い指標種が多く確認されました。
  • ここ10年間で、特に柳谷、清水谷、赤羽根十三図、平太夫新田では、指標種の確認種数が増加しており、市民団体等による自然環境保全の取り組みの効果が現れていると考えられます。
  • 第1回調査では確認された指標種が第3回調査では確認されなかった地区があること、第3回調査で初めて確認された指標種がある地区など、土地利用の変化、自然環境の遷移により、貴重な自然環境が変化している可能性も明らかになりました。

まっぷdeちがさきで調査結果がみられます

 第1回から第3回の自然環境評価調査の結果を、「まっぷdeちがさき」で見ることができます。
掲載マップ一覧のうち、「自然・観光情報」の中から選んでください。

 第1回調査結果まっぷdeちがさき名称 「自然環境評価調査「平成17年度版(全市域)」
 第2回調査結果まっぷdeちがさき名称 「自然環境評価調査「平成23年度版(一部市域)」
 第3回調査結果まっぷdeちがさき名称 「自然環境評価調査「平成29年度版(一部市域)」

提供コンテンツ

(1) 植物、ほ乳類、鳥類、両生・は虫類、昆虫類の指標種約120種の分布状況を表示しています(猛禽類や盗掘・採集の恐れが大きい種については非公開)。

(2) ポイント(地点情報)とポリゴン(群生情報)にて表示しています。

自然環境評価調査に対する企業からの支援

企業版ふるさと納税(受付中)

 生物多様性やみどりの保全など自然環境の保全・回復の重要性が高まる中、生物多様性の保全を目指すため実施する「自然環境評価調査事業」に対して、企業版ふるさと納税制度を活用して、企業の皆様からのご支援を受け付けております。
 第4回自然環境評価調査の実施にあたり、次の企業から企業版ふるさと納税制度を活用したご支援をいただきました。(随時更新)

 企業版ふるさと納税制度の詳細については、こちらをご覧ください。

ご利用になるには、Adobe社 Acrobat Reader 4.0以降のバージョンが必要です。Acrobat Reader をお持ちでない方は、Adobe社のホームページ(新しいウィンドウで開きます)からダウンロード(無償配布)し、説明に従ってインストールしてください。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は参考になりましたか?
質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

都市部 景観みどり課 みどり担当
市役所本庁舎3階
〒253-8686 茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目1番1号
電話:0467-81-7182 ファクス:0467-57-8377
お問い合わせ専用フォーム