茅ヶ崎市の保健師について

茅ヶ崎市の体制

平成29（2017）年に保健所設置市に

平成29（2017）年に保健所設置市に移行しました！

保健所設置市となったことで、健康、福祉、感染症、環境衛生等、身近な相談から専門的な相談まで対応できるようになり、市民にとっても専門的な知識にアクセスしやすくなりました。

茅ヶ崎市の保健師は、市町村業務から、保健所業務まで様々な業務に携わる事ができ、幅広い分野で専門性を発揮することが出来ます。

保健師の配属される課と主たる業務内容

保健師は下記の表のとおり4部、9課に分散配置されています。

部	課	保健師の主たる業務内容
経営総務部	職員課	職員の心身の健康の保持増進、安全衛生に関すること
福祉部	保険年金課	特定健康診査・特定保健指導事業、特定健康診査等実施率向上事業、生活習慣病重症化予防事業、歯と口腔の健康づくり事業、データヘルス計画の進捗管理に関すること
	障がい福祉課	障害児通所施設の支給決定、医療保護入院に関すること、障害児各種会議、難病・精神保健関連会議、障がい者虐待防止法に関すること、相談支援事業（発達障害専門相談、医療的ケア児の支援に関すること）、地区担当に関すること
	高齢福祉課	高齢者の健康維持や介護予防への支援、認知症に関する取組の推進、相談支援体制として地域包括支援センターの機能強化、在宅医療及び医療と介護の連携の推進に関すること
こども育成部	こども育成相談課	母子健康手帳の交付、妊産婦健康診査、産後ケア、乳児全戸家庭訪問、乳幼児健康診査、乳幼児育成相談、母子栄養相談、妊婦健康教育、要保護児童対策地域協議会、18歳までの子育て支援に関すること
保健所	保健企画課	保健師の人材育成、保健師活動に関する統計分析、保健師及び地域の保健福祉職の研修企画、学生実習、災害時専門職ボランティアに関すること
	地域保健課	母子保健推進（会議の運営、研修会の開催、体制整備等）、養育支援事業、地域・職域連携推進事業（会議の運営、研修会の開催）に関すること
	保健予防課	感染症発生時の対応、結核患者への服薬支援、性感染症の検査・相談と普及啓発、難病患者の療養生活支援と災害対策、若年性認知症の相談支援と普及啓発、精神保健福祉に係る相談支援に関すること
	健康増進課	健康づくりに関する普及啓発、各種健康相談、食育・健康増進・歯と口の健康に関する計画の策定と推進、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に関すること

 

保健師の人材育成

行政保健師として働く方は、大学卒業後そのまま保健師として入職する方、看護師として病院で経験を積んでから入職する方、他自治体で行政保健師として勤務をした後に茅ヶ崎市に入職される方等、様々なキャリアで入職されています。

そうした様々なキャリアで入職された方の不安を少しでも軽減できるよう、茅ヶ崎市では次の4つの冊子を用いて、体系的な保健師の人材育成を目指しています。

茅ヶ崎市保健師の保健活動に関する指針

• 茅ヶ崎市保健師の保健活動に関する指針

茅ヶ崎市保健師の人材育成ガイドライン

• 茅ヶ崎市保健師の人材育成ガイドライン

茅ヶ崎市保健師の人材育成のための専門性面接運用マニュアル

• 茅ヶ崎市保健師の人材育成のための専門性面接運用マニュアル （PDF 3.8MB）

茅ヶ崎市新任期保健師（1年目）育成の手引き

• 茅ヶ崎市新任期保健師（1年目）育成の手引き （PDF 1.7MB）

職場の雰囲気

統括保健師から一言！

行政保健師、やってみませんか。

保健師の仕事は慣れたら異動で新たな分野を勉強しなければなりませんが、逆の発想をすると一つの職種で様々な専門分野に携われるのが醍醐味です。

時には大変なこともありますが、自分の人生にプラスの経験や多くの出会いが待っています。（統括保健師）

若手保健師から一言！

初めは新卒で行政保健師になることに不安を感じていましたが、看護師経験の有無に関係なく行政保健師として学ぶことが多く、日々とても充実しています。

1年目は主に高齢者の介護予防に関する事業を担当しました。介護予防のボランティアさんや教室の参加者さんと関わる中で、茅ヶ崎市のいいところを教えてもらったり、反対に「もっとこうしたらよくなると思う」といったご意見をいただくことがあり、市民のみなさまの茅ヶ崎市への想いに触れるたびに、この人たちが楽しく健康に生活し続けられるように頑張ろう！という気持ちになります。

このような気持ちで働くことが出来ているのは茅ヶ崎市を選んだからこそだと思っています。

これからも市民のみなさまに寄り添える保健師を目指して努力したいです。（採用2年目保健師）