朗読劇 茅ヶ崎海岸物語

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ページ番号 C1060305  更新日  令和6年12月13日

南湖院や平塚らいてうの史実を織り交ぜたオリジナルの朗読劇「茅ヶ崎海岸物語」を茅ヶ崎ゆかりの人物館で2024年(令和6年)3月17日に開催し、同館アドバイザーの大島英夫さんが講師を務め、茅ヶ崎ゆかりの人物館研究室(通称「ゆかりラボ」)のメンバーの内、南湖院を研究するメンバーが出演しました。

タイトル画像:茅ヶ崎海岸物語

朗読劇概要

現代の女性が、平塚らいてう(1886年(明治19年)~1971年(昭和46年))やその周囲の人々と出会うという不思議な体験を通じ、現代と明治・大正時代の女性を取り巻く環境の違いに気づき、成長していく。

第一部

大学生の「私」は、進路について悩んでいた。「私」が茅ヶ崎の海へと向かっていると不思議なことに、砂浜を歩く明治時代の平塚らいてうに出会う。この頃の平塚らいてうは『青鞜』という女流文芸雑誌を発行し、その内容から世間より大バッシングを受けていた。結核の治療で、南湖院に入院している青鞜社の仲間である「尾竹紅吉(おたけべによし)」、南湖院で事務員として働く「保持研(やすもち よし)」と一緒に夏を過ごすために茅ヶ崎に遊びに来ているという。4人の会話から現代との違いに気付いていく。

第二部

3歳の子どもを育てる「私」は、仕事と子育ての合間に好きな画家の展示会が行われている美術館に来ていた。美術館に続く松林の小径で不思議なことに赤子をおぶる平塚らいてうに出会う。赤子の親であり、らいてうの連れ合いの男も肺を病んで南湖院で治療していたという。今では良くなったが、子を育てながら、看病、仕事に追われながら生活をするらいてうは、茅ヶ崎での暮らしをどう思っていたのか。らいてうと連れ合いの奥村のやり取りや様子から、「私」は、大正時代と現代の女性、社会の差を感じ自分を見つめなおす。

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