茅ヶ崎ゆかりの人物館研究室(ゆかりラボ)

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ページ番号 C1060283  更新日  令和6年12月13日

市民の地域アイデンティティを高めることを目的として茅ヶ崎ゆかりの人物館で行っている事業で、茅ヶ崎にゆかりのある人物を通じて地域の調査研究を市民と共に行い、その成果を市民に還元している事業です。

ゆかりラボ研究員

学芸員や運営アドバイザーとともに調査研究活動を行い、専門的な知識・スキルを身に着け、博物館活動の担い手となる市民を「ゆかりラボ研究員」として公募しており、研究員となった方々は「茅ヶ崎ゆかりの人物館の使命と役割」を学びながら、茅ヶ崎にかかわる調査研究を進めています。

研究テーマ

現在までに「南湖院」「映画史」「関東大震災」「純水館」「大岡越前」の5つのラボを実施しました。各ラボは月1回程度、アドバイザーとともに調査研究活動を行い、大学生から高齢者まで多世代が集まり、調査研究を実施しており、調査研究結果は、茅ヶ崎ゆかりの人物館多目的館での展示発表として実施しています。

1.南湖院

明治時代に東洋一のサナトリウムと謳われた結核療養所の南湖院に関わる人物の調査研究活動を行いました。女性の解放を主張し、新しい女性の生き方を実践した「平塚らいてう」と、一時期、茅ヶ崎と南湖院に集まった青鞜社の人々を中心に調査・研究・発表を行いました。また、『茅ヶ崎海岸物語』というオリジナル朗読劇を披露しました。

2.映画史

茅ヶ崎は映画との関わりの深い地域として全国的に知られており、小津安二郎は茅ヶ崎館を定宿として創作活動を行い、作品にも茅ヶ崎の風景を登場させています。また、数多くの映画人が茅ヶ崎周辺に暮らし、現在でも茅ヶ崎で映画のロケーションがしばしば行われています。この研究室では、映画を茅ヶ崎の「歴史遺産」の一つととらえ、茅ヶ崎と映画との関わりについて調査・研究・発表を行いました。

3.関東大震災

関東大震災時の神奈川、茅ヶ崎などに関する資料を集め、読み込み、分類する作業を各々が行い、研究室では感想を述べ、資料の共有化を図りました。研究室では、資料を基に被害の状況を地図に落とし込む等、研究員それぞれが興味を持った分野を深く調査し、展示発表しました。

4.純水館

大正時代に茅ヶ崎にあった純水館茅ヶ崎製糸所。この製糸所を誕生させた小山房全を中心に、その関連する人物、事柄を調査研究し、発表しました。

5.大岡越前

江戸時代に将軍・徳川家より堤村(現 茅ヶ崎市堤)を知行地を与えられた大岡家の中でも、広く知られている大岡越前守忠相について学び、各研究員が関心を持ったテーマを掘り下げて調査・研究行いました。

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このページに関するお問い合わせ

文化スポーツ部 文化推進課 文化推進担当
市役所本庁舎2階
〒253-8686 茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目1番1号
電話:0467-81-7148 ファクス:0467-57-8388
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