AEDについて
AED(自動体外式除細動器)
AEDとは?
AEDとは、Automated External Defibrillator の頭文字をとったもので、自動体外式除細動器ともいわれています。
電源を入れ、電極パッドと呼ばれるシールを絵で示されているとおりに傷病者の胸に貼り付けると、機械が操作方法を音声メッセージで指示してくれますので、使用者はその指示通りに操作を行います。
使用者には、心電図の読み方や不整脈などの医学的知識は必要ありません。AEDが心電図を解析し、除細動(電気ショック)が必要と判断した時のみ自動的に充電を行い、使用者がショックボタンを押すことで除細動を実行する事ができます。
また、AEDはコンパクトで重量約3キログラム前後と非常に携帯性に富んでおり、2年から5年程度もつバッテリーの搭載、セルフチェック機能なども有し、メンテナンスが容易になるよう工夫されております。
実際に使用した際は、心電図波形の記録はもちろん、音声記録まで可能な機種もあり、救命処置の事後検証のためには非常に有用です。
このようにAEDの操作は簡単であり、迅速な除細動を実施することにより心臓突然死からの生存率を改善すると期待されます。
AEDは全ての心臓突然死に有効なのですか
心臓突然死とは、心臓疾患などが原因で突然心肺停止となり、死に至る病気です。
AEDは、心室細動や無脈性心室性頻拍といわれる不整脈による心停止について有効(ショック適応)です。しかし、その他の原因による心停止については、AEDは適応ではありません。
したがって、全ての心臓突然死に対応するためには、まず心肺蘇生法を身につけている必要があり、胸骨圧迫(心臓マッサージ)や人工呼吸の適切な実施が、救命率の向上につながってきます。
AED設置施設一覧
AEDは、市の公共施設では128施設に設置しています。市の施設以外の民間事業所等にも設置されており、181施設から現場に居合わせた市民がAEDを使用することの承諾をもらっています。また、消防車や救助工作車などの消防車両11台と、消防団の車両31台にもAEDを積載しています。AEDが設置されている施設や車両には標識やステッカーを設置し、わかりやすく表示してあります。
公共施設(市で設置)
民間事業所等(県の施設を含む )
AEDの設置場所の情報について
AEDによる除細動が1分遅れるごとに社会復帰率は7~10%下がると言われており、早期にAEDを使用することが必要です。
日本AED財団ではAEDの使用方法から設置場所等の最新情報「救命サポーター team ASUKA」を随時発信しています。日本AED財団のホームページから「救命サポーター team ASUKA」のスマートフォンアプリのインストールも可能です。
市民便利帳「ちがさき生活ガイド」やまっぷdeちがさきにも掲載されています。
(市で設置したAED設置施設のみ)
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