シンポジウム「文化×創造力で未来をつくる」
シンポジウム「文化×創造力で未来をつくる」
左下・右下:左からモデレーターの宮治氏、パネリストの森氏、山口氏、三澤氏
創造都市宣言後2回目となるクリエイターシティ・チガサキシンポジウム「文化×創造力で未来をつくる」を、令和8年3月28日に開催しました。
茅ヶ崎の文化と創造性ににおける歴史的背景から未来の展望までを網羅するプログラムで構成し、今回も幅広い世代の方にご参加いただきました。
多くの文化人が暮らし、文学や映画、音楽など多彩な作品が生み出される文化の発信地として広く認識されるようになった歴史を土台に、これからもクリエイターが育ち、集まるまちをつくり、誰もが「クリエイター」となって、文化や創造性でまちを盛り上げることを共有しました。
【第1部 基調講演】
「『人』で語られるまち・茅ヶ崎」と題し、加藤厚子先生(茅ヶ崎ゆかりの人物館運営アドバイザー/茅ヶ崎市史編さんアドバイザー)に登壇いただきました。
本講演では、茅ヶ崎が昔から「クリエイターシティ」だった、その歴史をひもときました。
人と結び付けられ、全国的に地名が知られるようになった4つの代表的な時期のうち、特に、九代目市川團十郎が別荘を構えた1897年以降、いかにして茅ヶ崎が文化拠点へと変貌を遂げたか語られました。
1899年~戦中は、南湖院の開設によって著名人が入院するなど、自然環境がよい東京近郊の療養地として、有名になりました。
また、1936年~1970年代は、松竹大船撮影所の開所以降、映画関係者が移り住むとともに、俳優たちの生活が雑誌で紹介されるようになりました。老舗旅館「茅ヶ崎館」は、小津安二郎監督が定宿とするなど、映画人たちがひざを突き合わせて映画づくりに取り組むサロンとなり、多くの作品が生み出され、小津作品の評価も相まって、茅ヶ崎の地名も世界に知られるようになりました。
1960年代後半~1980年代の湘南ブームでは、サーフィンブームをきっかけに、若者が集い、「湘南サウンド」ということばも生まれました。
それぞれの時代において、クリエイターは茅ヶ崎での暮らしを楽しみ、集まった人と地元の人との交流が進み、茅ヶ崎の特徴である自然環境、大都市とのほどよい近さ、そして先人たちのエピソードが、人を魅了し、引き付けてきました。
茅ヶ崎が単なる居住地ではなく、多様な才能がさらなる「化学反応」を起こす「場」として機能してきた歴史的必然性が紹介され、現在まで文化の継承と新たな創造を繰り返している「クリエイターシティ・チガサキ」の歴史を学ぶことができました。
【第2部 クリエイターシティ・チガサキ プロモーションビデオ 上映会】
クリエイティブな活動を行っている方や活動を支援している方の視点から、茅ヶ崎の文化的魅力を紹介し、「クリエイターシティ・チガサキ」の「誰もが創造の輪の中にいる」というビジョンを伝えるプロモーションビデオを初公開しました(撮影・編集:三澤拓哉さん(映画監督))。
また、「クリエイターシティ・チガサキ」のロゴ・シンボルマークも初披露し、制作者である株式会社ボンドの市川靖洋さんにデザインの意図を紹介いただきました。
「クリエイターシティ・チガサキ」の概念を可視化し、皆さんと共有する機会となりました。
【第3部 パネルディスカッション】
「無から有を創り出す人が集うまち」と題し、モデレーターに宮治淳一さん(音楽プロデューサー/ラジオDJ)を迎え、パネリストの森浩章さん(茅ヶ崎館代表/茅ヶ崎映画祭実行委員長)、山口理紗子さん(chigasaki kodomo cinema 代表)、三澤拓哉さんが、「何かを生み出し続ける」茅ヶ崎の魅力について、語り合いました。
128年続く茅ヶ崎館を世界のレジェンドが訪れる「インスピレーションの源泉」として守り続ける森さんの情熱や、10年にわたり「chigasaki kodomo cinema」を通じて子どもの好奇心を形にして創造性を高めてきた山口さんの活動、そして、茅ヶ崎での創作を継承する三澤さんの視点は、茅ヶ崎の創造的ポテンシャルの高さを鮮明にしました。
特に、「大人が挑戦し続ける背中を見せることが、子どもの創造性を育む」という視点に、会場では多くの共感を呼びました。
また、終盤にはたくさんの質問や感想を頂戴し、参加者の皆さんからの当事者意識の高さを伺えました。
シンポジウム開催後のアンケートでは、「クリエイターシティ・チガサキ」への関心度について、「関心がある」75.5%、「やや関心がある」20.8%という結果となり、この取組が徐々に認識され、広がってきていることを実感しました。
今後も、文化芸術がもつ創造性で、茅ヶ崎の持続可能な発展が続くことを期待します。
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