小津安二郎
小津 安二郎(1903-1963)
東京市深川区生まれ。庶民の生活や人間関係を繊細に描く「小市民映画」の名手として活躍し、日本映画の巨匠と呼ばれる映画監督。
低いカメラ位置や独特の演出、俳優・スタッフとの長年の連携で「小津調」と称される独自の映像美を確立し、国内外から高い評価を受けている。
1937年、旅館「茅ヶ崎館」を初めて訪れ、以来、同地を執筆の拠点とし、世界的に評価される『東京物語』をはじめとする様々な脚本を執筆した。なお、『東京物語』は、2012年に英国映画協会発行誌が発表した、世界の映画監督が投票で選ぶ最も優れた映画に選ばれている。
茅ヶ崎館は小津と脚本家・俳優たちの集う場として知られ、日本映画界のサロンのような役割を果たしていた。また、『晩春』『麦秋』『東京物語』等の作品では、茅ヶ崎をロケ地として撮影が行われており、当時の茅ヶ崎の風景を見ることができる。

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