熱中症予防のための運動に関する指針
暑さ指数と熱中症予防運動指針
暑さ指数
暑さ指数WBGT(湿球黒球温度:Wet-Bulb Globe Temperature)とは、気温・湿度・輻射熱・気流などに着目した指標で、熱中症予防の環境条件の評価として使用され、単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されます。
環境省の運動に関する指針や公益財団法人日本スポーツ協会の「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」では、暑さ指数(WBGT)が31℃以上の場合、運動は原則中止となっています。
熱中症予防運動指針
気温(参考) |
暑さ指数(WBGT) | 熱中症予防運動指針 | |
---|---|---|---|
35℃以上 |
31℃以上 | 運動は原則中止 |
|
31℃以上 35℃未満 |
28℃以上 31℃未満 |
厳重警戒 (激しい運動は中止) |
|
28℃以上 31℃未満 |
25℃以上 28℃未満 |
警戒 (積極的に休憩) |
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24℃以上 28℃未満 |
21℃以上 25℃未満 |
注意 (積極的に水分補給) |
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24℃未満 | 21℃未満 |
ほぼ安全 (適宜水分補給) |
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熱中症予防に関する情報
公益財団法人日本スポーツ協会では、以下の熱中症予防5ヶ条を紹介しています。
- 暑いとき、無理な運動は事故のもとです。 気温・湿度が高いときは、熱中症の危険が高まります。環境条件に応じて激しい運動は避け、適宜休憩と水分補給を心掛けましょう。
- 夏以外でも気温が高くなった場合など、急な暑さには要注意です。暑さに慣れるまでは、短時間の軽い運動から徐々に運動強度や運動量を増やすようにしましょう。
- 暑いときはこまめに水分補給をし、汗から失われる水分と塩分を取り戻しましょう。運動による体重減少が2%を超えないことが、水分補給量の目安です。運動前後の体重を測る習慣が体調管理に役立ちます。またスポーツドリンクなどを利用して、0.1%から0.2%程度の塩分も補給しましょう。
- 暑いときは薄着スタイルでさわやかに、素材も吸湿性や通気性の良い軽装にしましょう。屋外で、直射日光がある場合には帽子を着用し、防具を付けるスポーツでは、休憩中に衣服を緩めるなどできるだけ熱を逃がしましょう。
- 体調不良は事故のもとです。疲労、睡眠不足、風邪など体調が悪いときは、体温調節能力も低下し熱中症につながります。また、暑さに慣れていない、体力が低い、肥満、熱中症を起こしたことがある人などは暑さに弱いので注意が必要です。
下記のページで、暑さ指数などの確認ができます。熱中症予防等を理由とした施設利用のキャンセルの場合は、各スポーツ施設へ直接お問い合わせください。(スポーツ推進課では、熱中症予防等を理由とした施設利用のキャンセルの手続きはできません。)
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