後期高齢者 低栄養予防事業

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ページ番号 C1062338  更新日  令和7年6月17日

低栄養予防事業とは

 低栄養によるフレイルの進行を予防することを目指し、令和2年度より、茅ヶ崎市内在住の後期高齢者医療制度加入者を対象に低栄養予防事業を実施しています。

目的

メタボリックシンドローム対策からフレイル対策へ

 若い頃は「健康のためには痩せているほうがいい」と思われがちです。しかし、年齢を重ねると痩せすぎは健康を損なう原因となります。
 メタボリックシンドローム対策からの切り替えをしましょう。

 高齢の方は、食欲の低下や、飲み込みが難しくなることで食事量が減少しやすいことで、体を動かすのに必要なエネルギーや栄養が不足した『低栄養状態』になりやすいです。
 低栄養状態の方は筋肉量も低下しやすく、体重減少に繋がります。

 加齢に伴い、筋力や活力が低下した状態をフレイルといいます。
 生活を見直して適切な体重を維持することで、フレイル状態の予防や改善を目指し、いつまでも健康的に過ごすことを目的としています。

 本事業は、『高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施』の一環です。事業全体の概要は以下のリンクよりご覧ください。

事業概要

 茅ヶ崎市後期高齢者医療制度加入者(75歳以上)の健康診査結果から、低栄養の疑いがある方に対し個別通知を発送しております。
 健康アンケートをご返送いただき、記載された内容をもとに4~6か月の間で2回、状況確認と保健指導を実施します。

 対象の方には、7月以降に郵送にて案内通知を送付しています。

対象者

 高齢者ではBMI20.0kg/m2以下で低栄養傾向、BMI18.5kg/m2未満は「低体重状態」といわれます。

 前年度の健康診査にてBMI18.5kg/m2未満の低体重状態かつ、以下の(1)または(2)に当てはまる後期高齢者医療制度に加入されている方が保健指導の対象となります。

対象者の詳細

前年度の健康診査にて低体重状態(BMI18.5kg/m2未満)

上記かつ

(1)、(2)の

いずれかに該当

(1)

1年前の健康診査と比較して、2.0kg以上体重が減少している

(2)

今年度の「高齢者の質問票」にて、口腔機能の低下、体重減少などがみられ、

低栄養状態のリスクが高いと判断された方

BMIとは

 BMI(Body Mass Index)とは、体重と身長から計算される体格指標のことです。

 75歳以上の方の目標とするBMIの範囲は、BMI21.5~24.9kg/m2とされています。
(『日本人の食事摂取基準(2025年版)』より)

BMIの計算方法
計算式……体重(kg)÷身長(m)の二乗

例)体重49.8kg、身長153cmの方の場合

 体重49.8kg÷身長1.53mの二乗=49.8÷1.532=49.8÷2.34=21.28…≒BMI21.3kg/m2

内容

実施の流れ

時期 内容 詳細
7月頃

個別通知

該当される方に個別に通知を送付させていただきます。

通知がお手元に届いた方は、健康調査票をご返送ください。

85歳以上の方で健康相談を希望される場合は、別途お申し出ください。

7月~9月

初回相談

  • 目標設定

健康調査票をもとに、初回の保健指導を実施します。

身体状況や医療機関の受診状況、高齢者の質問票等の内容を確認します。
相談を行ったうえで、健康づくりための目標を設定します。

11~12月

2回目相談

  • 振り返り

前回の指導内容を踏まえて、現在の健康状態などを確認します。

初回の健康づくりの目標に対する達成状況を確認し、健康づくりのアドバイスを行います。

ご案内

 後期高齢者医療制度に加入されている方は、毎年9~11月に無料で健康診査の受診ができます。

 健康状態を維持するためには、定期的に健康状態を見直すことが重要です。
 いつまでも健やかな生活を送るために、1年に1回健康診査を受けましょう。

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このページに関するお問い合わせ

保健所 健康増進課 健康づくり担当
〒253-8660 茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目8番7号
電話:0467-38-3331 ファクス:0467-38-3332
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