茅ヶ崎の歴史を学んでみて、各時代の生活ぶりや環境を知りたいと思いました。
茅ヶ崎の歴史を学んでみて、各時代の生活ぶりや環境を知りたいと思いました。
2016年9月1日(木曜日) / ジャンル: 茅ヶ崎の歴史学
(感想)
茅ヶ崎の歴史を学んでみて、各時代の生活ぶりや環境を知りたいと思いました。
生活ぶりを知るにはどのような史料を繙けばよいでしょうか。
旧村役人の家に残る村方文書(むらかたもんじょ)は、村の公の書類で名主と領主との事務的な内容が多いので、生活ぶりを知ることは難しく思います。
個人的な日記類にヒントを探しましょう。
幕末から維新期にかけての柳島村の名主藤間柳庵が世相を記した『太平年表録』は興味深い一級史料です。
たとえば、浦賀沖のペリー艦隊を藤沢の友人と見聞に行きました。
浦賀の町の混乱状態も記しています。
また、安政地震の被害状況を記すなど世相を活写しています。
史料の中に生活振りを探し出していただきたいと思います。
明治の巡査日記が残されています。
公の巡査日記ではなく個人の備忘録なので細かいことが記されています。
夫婦喧嘩の仲裁、賭博の手入れ、赤痢の発生、神社での発砲騒ぎ、屋根換えの手伝い、夜芝居、白米の窃盗、薪小屋の焼失、中島踏切にて皇太子の警護、東海道の自転車競争の警備など、生活ぶりを知ることができます。
もちろん一級史料です。
『茅ヶ崎市史史料集』を参考にしてください。
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