ぴじゅうからのお部屋「館長補佐、登場!」2020年6月2日
「館長補佐登場!」
民俗資料について語るときに須藤学芸員・館長補佐が語ること
どうも、ぴじゅうからちゃんですぴ。
「ぴじゅうからのお部屋」も今回で4回目。みんな楽しんでくれてるっぴ?
今日はおいらのお部屋に、文化資料館の館長補佐で学芸員の須藤さんが来てくれたっぴ!
(以下、ぴじゅうからちゃん:ぴ、須藤:須)
須)ぴじゅうからちゃん、久しぶり!
ぴ)おひさしぶりっぴ!どうぞよろしくっぴ。
サンダワラ
おいらがいる文化資料館には、いろんな宝ものがあるんだけど、今回紹介してもらえるのは何だっぴか?丸くて、何かの植物でできているみたいっぴ。
須)ぴじゅうからちゃん、これは、「サンダワラ」っていうもので、昔お米や炭を入れた俵(タワラ)という入れ物のフタとして使われていたものなんだよ。お米ができるイネ(稲)という植物を使って、手作りで編んであるんだよ。
ぴ)すごいっぴ!おいら、お米大好きっぴ。
須)俵のフタに使われただけじゃなくって、道祖神っていう神様へのお供え物をのせる皿として使われていたんだよ。
ぴ)ぴぴ~、道祖神て何の神様だっぴ?
須)いい質問だね、ぴじゅうからちゃん。道祖神は、昔の村とかの入り口にあって、村に悪い病気とか、よくないものが入ってこないように守っていた、神様だよ。
ぴ)そんな神様がいたのは知らなかったぴ!
須)ぴじゅうからちゃんは茅ヶ崎に住んでいるから、多分、街なかで見たことがあると思うよ。石に「道祖神」って書いてあったり、男の人と女の人が石に彫ってあるのが道端においてあるのをみたことがないかい?
ぴ)今度探してみるっぴ!
須)子どもが、疱瘡(ほうそう)や天然痘(てんねんとう)っていう病気にならないようにお祈りするとき道祖神にお祈りしたときに使われていたんだよ。ほら、昔の写真にも写ってるでしょ。
ぴ)ほんとだぴ!びっくりくリっぴ!
す)そうだね、びっくりだよね。お米作りをしていた昔の茅ヶ崎の人たちに、稲のわらをこういう風に使うってことは、とっても身近だった稲藁がすごく神聖なものでもあったことがわかるとても貴重な宝ものなんだよ。
ぴ)ぴぴ~!
ぴ)須藤さん、ありがとっぴ!
それじゃ、次回の「ぴじゅうからのお部屋」もお楽しみに~ぴぴぴ~!
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