地震への備え
ここでは、ご家庭などで普段から心掛けておいていただきたい地震対策について紹介しています。
防災訓練
防災訓練は、防災に対する意識を深めるとともに、消火方法など災害時に役立つ基礎技術を習得できる機会です。地域の防災訓練にはご近所の方など皆さんお誘いあって積極的に参加し、防災行動力を身につけましょう。
家庭での防災会議
大地震が起こった場合、家族全員が慌てずに行動できるように、普段から次のようなことを話し合って、それぞれの分担を決めておきましょう。
- 家の中でどこが一番安全な場所か
- 救急医薬品や火気などの点検を
- 乳幼児や高齢者の避難には誰が付き添うか
- 避難場所、避難路はどこか
- 避難するときには、誰が何を持ち出すか、また非常用の持ち出し袋はどこに置いておくか
- 地震が昼間に発生した場合と、夜間に発生した場合、また平日に発生した場合と、休日に発生した場合など、様々な状況を想定して家族の分担などをはっきり決めておきましょう。
家の補強
柱、土台、屋根瓦などを点検して、老朽化している箇所は補強しましょう。
また、建築指導課では、無料の耐震診断や、木造住宅の耐震診断及び補強に関する補助金の交付、欠陥住宅相談等を実施していますので、ご利用ください。
ブロック塀、石塀などの補強
地震が起こり、倒壊したブロック塀や石塀などの下敷きになって大きな被害を受けてしまうケースがあります。ブロック塀や石塀などによる被害は、基準通りの鉄筋が入っていないことや、転倒防止の控え壁を設置していないことなど、施工上の欠陥によるものが多く報告されています。もう一度ご自宅の塀を点検してみましょう。
家具などの転倒・落下防止
家の中での家具の転倒などは大変危険です。家具などはしっかり固定して、倒れないようにしておきましょう。また、落下を防ぐため、家具などの上には必要ないものは置かないようにしましょう。
消火器などの備え
“いざという時”のために、消火器や消火用水をはじめ、消火に役立つものを日ごろから用意し、備えておきましょう。また、消火用具は取り出しやすい場所に置いておきましょう。
非常持ち出し品の準備
救援物資などが皆さんのところに届くまでには最低でも3日要します。また、各避難所での備蓄品には限りがありますので、1人7日分程度の食糧・飲料水などの備蓄を日ごろから心掛けておいてください。
- 避難所での生活に最低限必要な準備をし、また負傷したときに応急手当ができるような準備をしておきましょう。
- 非常時の持ち出し品などは、いつでも持ち出せる場所に備えておきましょう。
火災を防ぐ
- 電気火災を防ぐには
- 地震を感知して自動的に電源を切る感震ブレーカーを設置する場合には、避難する際の照明器具などの電源が確保されているか確認しましょう。
- 電気機器は、どのような安全装置が付いているかを確認してから購入しましょう。
- ガス機器や石油機器を安全に使いましょう。
- ガスマイコンメーターの特性や使い方をよく理解しておきましょう。
- 石油ストーブは「対震自動消火装置付」のもの、ガスストーブは「転倒時ガス遮断装置付」のものを使用しましょう。
- ガスコンロ周辺の棚などにのせてある物が落ちてこないようにしましょう。
家族の安否情報確認方法
災害発生時に、家族が一緒にいるとは限りません。大切な家族の安否を確認するため次のことを心掛けておきましょう。
- 災害時に落ち合う場所をあらかじめ決めておきましょう。
- 災害時に安否情報を取り次ぎしてもらえる親族、知人など(遠方に住んでいる人)を決めておきましょう。
- NTT「災害用伝言ダイヤル171」の活用について家族で決めておきましょう。被災地への電話は話し中状態などで非常につながりにくくなります。
いざというときに知っておきたいこと
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