市民討議会「知ろう、語ろう、私たちの暮らし~みんなでつくるちがさきの未来~」
市では、理想のまちの実現を目指し、市民の皆さんと意見交換をしながら、次期の総合計画策定を進めています。
平成3年3月21日は、「知ろう、語ろう、私たちの暮らし~みんなでつくるちがさきの未来~」をテーマに、市民討議会を開催しました。参加者の皆さんには、目指すべき「将来の都市像」の「基本的な価値観・考え方」について、具体的にイメージを膨らませ、理想とする「まちと人の暮らしのあり方」を描き、必要な政策を考えていただきました。
概要
- 開催日
- 平成31年3月21日(木曜日・祝日)13時~17時
- 場 所
- 市役所本庁舎4階会議室
- 参加者
-
市民(無作為抽出)30人(男性20人、女性10人)
市職員(各グループ1人、計6人) - 内 容
- (1)作成中の次期総合計画を知る
(2)総合計画「基本的な考え方・価値観」を実現しているとしたらどんな状態?
(3)総合計画「基本的な考え方・価値観」を実現するために何をする必要がある? - ファシリテーター
- 宮本大輝氏
次期総合計画における「基本的な考え方・価値観」とは
これまで実施してき市民ワークショップや総合計画審議会、庁内会議等をふまえ、将来の都市像について基本的な考え方・価値観を4つに整理したものです。
- 未来創造の仕組みと人の育成による進化し続けるまちの実現
- 人口減少社会の到来による影響を軽減するため、子育て環境や教育環境を整え、多世代の共生を目指す。また、利益追求のみの経営から新たな価値の創造により地域経済を循環させる仕組みを構築し、持続可能な経営を行っていく。
- 地域の中で自分らしく生きがいを持って暮らせる社会の実現
- 地域活性化のため、女性や高齢者をはじめ全ての市民が自分らしく活躍する環境を整える。また、自分らしく地域コミュニティとの関わりを持つ中で、生きがいを持って暮らし続けられる社会の形成を目指す。
- 「調和」と「寛容」が形づくる共生のまちの維持・発展
- これまで培われてきた自然環境や地域文化・歴史との調和を図ることで地域の魅力を高める。また、さまざまな生き方や価値観がある中で、多様性を認め合い「共生」する心を育んでいく。
- 「当たり前」にある暮らしの基盤の確保
- これまでの手法や価値観にとらわれずさまざまな手法を用いて、行政が責任をもって、安全安心などの将来に渡る暮らしの基盤を確保していく。
市民討議会とは
無作為抽出による市民が集まり、まちの課題について話し合い、そこで出された意見を集約してまちづくりに生かしていくものです。通常、会議などの構成員は公募や推薦によるものが一般的ですが、メンバーとなる市民を無作為で選び、幅広い層の潜在的な市民の声を市政に反映させていくための手法の1つです。
市民討議会を終えて
今回の討議会では無作為で選んだ1500人の方に案内をさせていただいたところ、10歳代から80歳代の方30人が参加してくださいました。ごみ問題や高齢者の住宅問題等に興味があったという方、参加が義務だと思った方、まちづくりにあまり関心を持たずにきたから他の方の意見を聞いてみたかったという方など、参加理由はさまざま。学生、主婦、会社員、退職をして第2の人生を歩まれている方など、立場もさまざまです。
だからこそ、さまざまな視点で意見交換がなされ、グループに分かれての話し合いは活気づいていました。「観光振興」「地域ぐるみの学び・ひとづくり」「道路環境の向上」「多様な働き方を支援する基盤整備」などに関する意見が多く参加者の共感を得ていました。
市では、この討議会で出たアイデアや意見を踏まえ、引き続き、次期総合計画の策定を進めます。
講評
茅ヶ崎市総合計画審議会の会長でもある牛山久仁彦教授(明治大学)から、討議会の最後に講評をいただきました。「将来的な人口減少による影響を見据え、住み続けられる茅ヶ崎市にしていくために、地域の課題に応え、住民のニーズを踏まえた計画を策定すべきと考えています。本日いただいた意見を大切にしながら、総合計画審議会での検討を進めたい。」
ご利用になるには、Adobe社 Acrobat Reader 4.0以降のバージョンが必要です。Acrobat Reader をお持ちでない方は、Adobe社のホームページ(新しいウィンドウで開きます)からダウンロード(無償配布)し、説明に従ってインストールしてください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
企画政策部 総合政策課 総合政策担当
市役所本庁舎5階
〒253-8686 茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目1番1号
電話:0467-81-7121 ファクス:0467-87-8118
お問い合わせ専用フォーム