COPD(慢性閉塞性肺疾患)

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ページ番号 C1054643  更新日  令和5年9月11日

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPDとは

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、たばこの煙などの有害物質を吸い込むことで起こる肺の病気です。

気道の炎症により空気が上手く通らず、息切れ・咳・痰が頻繁に出て、呼吸が苦しくなります。治療の中断や、治療しないまま放置することで症状が悪化し、全身に影響を及ぼします。

COPDは認知度が低く、息切れや咳の症状があっても「年齢のせいだろう…」と、見過ごしてしまうことが多く、COPD発見の遅れにつながります。

これまで、男性の喫煙率が高かったため死亡者数も男性の方が多いですが、女性の方がCOPD発症リスクが高いという報告も発表されています。

(参考)
一般財団法人GOLD日本委員会 COPD情報サイト
日本内科学会雑誌第97巻 COPDと性差(宮本顕二)

COPDの早期発見・早期治療を!

日本人の40歳以上のCOPD有病率は8.6%、患者数は530万人と推定されています(NICEスタディ、2001年発表)。しかし、2017年の厚生労働省患者調査では、病院でCOPDと診断された患者数は22万人です。COPDは大多数が未診断、未治療の状態であると考えられています。

気になる症状のある方は、早めに呼吸器専門医に相談しましょう。喫煙歴のある40歳以上の方は、ぜひ一度呼吸器内科で検査を受けてみてください。

 

禁煙について

COPDの予防、治療のためには禁煙が重要です。
禁煙するのに遅すぎることはありません。禁煙は病気の有無を問わず、健康改善効果が期待できるので、病気を持った方が禁煙することも大切です。

禁煙は自力で取り組む他、医療機関での禁煙治療があります。2006年4月より禁煙治療に健康保険が適用されるようになりました。施設基準を満たした施設で、患者基準を満たす患者さんに対し適用されます。禁煙治療は貼り薬や飲み薬を使って、ご自分でされるよりも確実に禁煙できる方法です。
また、茅ヶ崎市ではたばこをやめたいと思っている方に「禁煙サポート」を行っています(禁煙治療薬等、薬の処方はなし)。
ご自身に合った方法で、禁煙への第一歩を踏み出してみましょう。

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このページに関するお問い合わせ

保健所 健康増進課 健康づくり担当
〒253-8660 茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目8番7号
電話:0467-38-3331 ファクス:0467-38-3332
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