有料老人ホーム等に係る防火対策の更なる徹底について

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ページ番号 C1056694  更新日  令和6年2月16日

有料老人ホーム等に係る防火対策の更なる徹底について

令和5年11月28日に大阪市で発生した有料老人ホームの火災において、負傷者9人の被害が発生しました。

有料老人ホーム等は、自力避難が困難な者を含む高齢者等が利用する施設であることから、日頃からの火災予防とともに、火災時の避難誘導が極めて重要となりますので、次の事項に留意していただき、防火対策の更なる徹底を図るようお願いいたします。

 

出火防止対策の徹底

「住宅防火 いのちを守る10のポイント」を活用してください。

電気火災が急増していることから、次の点にも注意してください。

1 電気コンセントはたこ足配線にしない

2 劣化した電気コードを使用しない

3 リチウムイオン電池を適切に取り扱うこと

(例:)ワイヤレスイヤホン、デジタルカメラ、コードレス掃除機、ハンディ扇風機、電動歯ブラシ、加熱式タバコ、携帯ゲーム機など

いのちを守る 10のポイント

避難上必要な施設の管理

廊下、階段、避難口等や防火戸、防火シャッターの周辺に物を置かないようにしてください。

防火戸や防火シャッター等の機能に支障がないよう点検し正常に作動するよう維持してください。

初動対応の確保

火災時における職員等による初期消火、避難誘導、通報等が確実に行えるよう、消防訓練を実施してください。

夜間等、少数の職員等により自力避難が困難な者を含む高齢者等の避難誘導等を行う必要がある施設等は、当該状況を想定した訓練を実施してください。

 また、避難する際は、延焼防止や煙の拡散防止のため、火災が発生した室や階段室の防火戸等を閉鎖しておくことが極めて重要となるため、留意してください。

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