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民俗資料館(旧和田家住宅)の耐震改修工事について

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ページ番号 C1039828  更新日  令和3年2月15日

民俗資料館(旧和田家住宅)経過

旧和田家住宅の工事経過は次の通りです。

安政2(1855)年4月

上棟

(棟札・普請帳が残される)

大正12(1923)9月

関東大震災で被害を受ける

(その後、復旧工事が行われる)

昭和57(1982)年7月
市重要文化財に指定
昭和60年(1985)年4月

移築工事竣工、民俗資料館として開館

(市内萩園から、現在の場所(市内堤)へ移築)

平成19(2007)年度
茅葺屋根の吹替修繕を実施
平成28(2016)年度

茅ヶ崎市民俗資料館保存活用検証実行委員会の事業として建築現況調査を実施

平成29(2017)年度

耐震診断を実施

重要文化財(建造物)耐震診断指針に基づく診断指針を満たしていないこと、文化財として屋根などの保存修理を行う必要があることが分かる

平成30(2018)年度
耐震改修設計を実施
令和2(2020)年5月
耐震改修工事を開始
令和2(2020)年12月
耐震改修工事が完了

耐震改修工事の概要

1

今回の工事は、安全な公開・活用のための耐震性を確保することを目的とした「耐震補強工事」と、文化財として適切な保存措置を目的とした「保存修理工事」の2つを行いました。

耐震補強工事について

耐震補強工事は、今後も安全に公開及び活用するために耐震性の確保を目的とした工事です。

地震時に建物の主要な部材(柱、梁、壁、床、屋根など)がバランスよく、一体となって耐力を発揮することができよう、耐震補強を施しました。設置に当たっては、「来館者の安全」と「文化財として既存材料を傷めない」ことを筆頭に、「使い勝手」、「見え方」など様々なことを検討し計画しました。その結果次のような補強を行いました。

(1)柱:一部の柱の上部および下部に金物を設置する

hasira

柱や梁が力を負担できるよう、引抜を防ぐため金物を設置しました。

(2)壁:一部の土壁を床下まで延長する

kabe

土壁が力を負担できるよう、床下まで延長しました。

(3)小屋組:水平材を追加する

小屋組み

叉首(さす)(茅葺下の斜め材)補強のため水平材を追加しました。

保存修理工事について

保存修理工事は、文化財として適切な保存の措置を目的とした工事です。

(1)茅葺屋根

kayamune

茅棟は経年劣化により竹簀(たけす)の破損等が見られたため、やり替えを行い、移築時の形状へと復原しました。また、全体的に見て痩せていた箇所に差し茅を施しました。

(2)板葺屋根

杉板

杉材の葺板が雨や日光などで劣化し、部分的に雨漏りも生じているため、新しい材で葺替えを行いました。

(3)不同沈下の解消

不同沈下

旧和田家住宅は北に向かって不同沈下(建物の一部が下がること)を起こしていました。これにより、建具の開閉に支障がでたり、床が斜めになったりしていました。礎石と基礎の間を調整して、建物に無理がない範囲で不同沈下を解消しました。

(4)左官工事

痛んでいた一部の荒壁の補修や漆喰塗りを行いました。また、犬走たたきや雨落ち溝などの補修も行いました。

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