ノロウイルス食中毒警戒情報が発令されました!
ノロウイルス食中毒警戒情報が発令されました!
ノロウイルスを原因とする食中毒は、毎年、秋から冬にかけて多く発生しています。
ノロウイルスによる食中毒の発生は、「感染性胃腸炎」の多発時期と深い関連性があり、「感染性胃腸炎」の患者が急増すると、その後にノロウイルス食中毒の発生が増加する傾向が認められています。
今年も、感染症発生動向調査における「感染性胃腸炎」の患者数が、前週の値に比べ3週間連続して増加したことから、神奈川県から「ノロウイルス食中毒警戒情報」が発令されました。
発令期間
令和5年11月6日から令和6年3月31日まで
ノロウイルスとは
ノロウイルスは、冬期を中心に急性胃腸炎を起こすウイルスです。
下痢や嘔吐、発熱などの症状を呈し、通常2~3日で回復しますが、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では重篤な症状になることがあります。
また、非常に感染力が強く、ごく少量のウイルスで発病します。
感染者の便や嘔吐物には、多量のノロウイルスが含まれ、二次汚染(汚れた手などを介して汚染すること)なども食中毒発生の原因となります。
家庭での予防のポイント
家庭では、次のポイントに注意してノロウイルスによる食中毒を防止しましょう。
- 外出先から帰宅した後、トイレの後、調理の前、食事の前には石けんを使って、よく手を洗いましょう。
- まな板など調理器具は、十分に洗浄し、熱湯や台所用漂白剤で消毒をしましょう。
- 嘔吐物、排泄物などを処理する場合は、直接触れないようにしましょう。もし、触れた場合には、石けんを使ってよく手を洗いましょう。
- カキなどの二枚貝が感染源になることがあるので、二枚貝の取扱いには十分注意し、中心部まで加熱調理(85℃から90℃で90秒以上)して食べましょう。
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保健所 衛生課 食品衛生担当
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