特定健診の結果を見てみましょう

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ページ番号 C1004068  更新日  令和3年9月6日

特定健診でわかることって?

未来の病気のリスクがわかります!

特定健康診査は、生活習慣病(高血圧、脂質異常症、高脂血症など)の予防・早期発見のために、メタボリックシンドロームに着目した健康診断となっており、病気のリスクを判断することができます。

生活習慣病は自覚症状がないまま進行し、動脈硬化性疾患(心筋梗塞や脳血管疾患など)を引き起こします。これらの病気を発症すると、日常生活に制限が生じたり治療や療養のために高額の医療費がかかるなど様々な問題が発生します。さらに、症状が重篤な場合には死に至る恐ろしい病気です。生活習慣病は、日本人の死亡原因の約6割を占めると言われています。

健康診断を年に1度受け、健診結果を確認することで、病気を小さな芽のうちに摘んでいくようにしましょう。

あなたの数値を見てみましょう

 

基本項目

健診項目
(単位)

保健指導判定値

受診勧奨値

検査の目的・内容

BMI

25.0以上 25.0以上

身長・体重から計算した数値で、「肥満」「やせ」を判断します。

計算式:体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

腹囲(cm)
男性

85以上 85以上

内臓脂肪の蓄積状態を調べます。

腹囲(cm)
女性

90以上 90以上

収縮期血圧

(mmHg)

130以上 140以上

血液が血管壁を押し広げる力を示します。

高い状態が続くと、動脈硬化が進んでしまいます。

拡張期血圧

(mmHg)

85以上 90以上
中性脂肪(mg/dl) 150以上 300以上

糖質がエネルギーとして脂肪に変化したものです。数値が高いと、肥満や動脈硬化を進行させます。

HDLコレステロール(mg/dl) 39以下 34以下

血液中のコレステロールを回収するはたらきがあります。数値が低いと、動脈硬化が進行していきます。

LDLコレステロール(mg/dl) 120以上 140以上

細胞に運搬される状態のコレステロールです。数値が高すぎると、血管壁に付着し動脈硬化が進行します。

non-HDLコレステロール(mg/dl) 150以上 170以上 総コレステロールからHDLコレステロールを引いた値です。動脈硬化のリスクを判断する指標のひとつです。
空腹時血糖〔随時血糖〕(mg/dl) 100以上 126以上 血糖は、血液中のブドウ糖のことで、全身のエネルギーとなります。数値が高いと、糖尿病やホルモンの異常が疑われます。
HbA1c(%)

5.6以上

6.5以上 過去1~2か月間の血糖の平均的な状態を調べます。
尿糖 +(参考値) +(参考値) 尿中に糖が出ているかを調べ、糖尿病のリスクを判断します。
AST〔GOT〕
(U/L)
31以上 51以上 肝臓や筋肉などに多く存在する酵素です。肝臓や筋肉などに異常があると、数値が上昇します。
ALT〔GPT〕
(U/L)
31以上 51以上 肝臓に多く存在する酵素です。数値が高い場合には、急性肝炎や慢性肝炎、脂肪肝などが疑われます。
γ-GPT〔γ-GT〕
(U/L)
51以上 101以上 肝臓の解毒作用に関わる酵素です。数値が高い場合には、アルコール性肝障がいなどが疑われます。
尿たんぱく +(参考値) +(参考値) 尿にたんぱくが出ているかを調べ、腎臓の機能を評価します。
e-GFR(ml/分/1.73m²) 60未満 45未満 腎臓が老廃物を排泄する能力を調べます。血清クレアチニンの値と性別、年齢から算出します。

追加項目

健診項目
(単位)

保健指導判定値

受診勧奨値

検査の目的・内容

尿酸(mg/dl) 7.0以上 9.0以上 尿酸の産生・排泄のバランスがとれているかを調べます。高い状態が続くと、痛風発作や尿路結石を引き起こします。

 

詳細項目(医師が必要と認めた場合に実施)

健診項目
(単位)

保健指導判定値

受診勧奨値

検査の目的・内容

ヘモグロビン〔血色素量〕

(g/dl)男性

13.0以下 12.0以下

貧血の程度を調べます。

ヘモグロビン〔血色素量〕

(g/dl)女性

12.0以下 11.0以下

判定値について

・受診勧奨値

 医療機関の受診が必要となる数値です。気になる数値を中心に、医師に相談してみましょう。

・保健指導判定値

 生活習慣の見直しが必要な数値です。

メタボリックシンドロームに注意しましょう

メタボリックシンドロームって?

内臓脂肪の蓄積に加え、高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさった状態で、「内臓脂肪症候群」とも呼ばれます。メタボリックシンドロームは、動脈硬化性疾患を招きやすい状態であり、心臓病や脳卒中などの命にかかわる病気を引き起こしてしまいます。たとえ命をとりとめても生活の質が著しく低下する可能性が非常に高くなります。

メタボリックシンドロームの判定基準

STEP1

内臓脂肪の蓄積状態をチェック
腹囲:男性85cm以上 女性90cm以上の方→STEP2へ
(該当しない方は、メタボリックシンドロームではありません)

STEP2

リスク状況をチェックします

  1. 高血圧:収縮期血圧130mmHg以上または/かつ拡張期血圧85mmHg以上
  2. 高血糖:空腹時血糖110mg/dl以上
  3. 脂質代謝異常:中性脂肪150mg/dl以上または/かつHDLコレステロール40mg/dl未満
判定

1~3のうち

2項目以上に該当:メタボリックシンドロームです。

1項目に該当:メタボリックシンドローム予備軍です。

該当する項目なし:メタボリックシンドロームには該当しません。

 

メタボリックシンドロームに該当したら・・・?

メタボリックシンドローム及びその予備軍の判定となった方は、特定保健指導の対象者となります。対象者には、市からご案内と利用券をお送りします(定期的に通院をされている方や、国民健康保険の資格を喪失されている方は対象外となります)。詳細は、下記のリンクからご確認ください。

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