食品ロスを減らそう!
食品ロスとは?
「食品ロス」とは、食べられるにも関わらず捨てられてしまう食べ物のことです。
日本における食品ロスは、年間約464万トン発生しています。
これは、国連世界食糧計画(WFP)による2022年の食料支援量(約480万トン)のほぼ同等になります。
茅ヶ崎市の食品ロス発生量
2023(令和5)年に行った調査では、家庭系燃やせるごみの約16.2%が食品ロスであることが明らかになりました。この割合から令和5年度における本市の家庭系食品ロス量は約5,200トンと推計されます。
また、同調査により令和5年度における本市の事業系食品ロスは約1,020トンと推計されます。
食品ロスを減らすとどのような効果があるの?
二酸化炭素排出量の減少
食品ロスが減ることで、運搬や焼却のために使う化石燃料の使用量が減り、地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出量を減らすことができます。
経済効果
食品ロスが減ることで、運搬や焼却のために使う化石燃料の使用量が減り、また、焼却炉の維持管理費を減らすことができるなど無駄な支出を減らすことにつながります。
世界の食糧不均衡の解消
私たちは多くの食糧を海外からの輸入に頼っています。食品ロスを減らすことで、その分を食糧が不足している国々にまわして、飢餓に苦しむ子どもたちを救うことができます。
バーチャルウォーター(仮想水)の減少
食糧を輸入することは、現地の農地で使用した水(バーチャルウォーター)も間接的に輸入することになります。そのため、食品ロスを減らすことは、現地の水を守ることにつながります。
食品ロスを減らすためにできること
家庭では・・・「3ない運動」
「買いすぎない!」
買い物行く前に、冷蔵庫の中の食材を確認しましょう。ばら売り、量り売りを利用して必要な量を買いましょう。
「作りすぎない!」
残さず、食べきれる量をつくりましょう
「食べ残さない!」
食べきれる量を皿に盛り付け、残りは冷蔵庫で保管しましょう。残った料理を使って、他の料理に作り変える工夫をしましょう。
「賞味期限」を正しく理解しよう!
食品の期限表示は「消費期限」と「賞味期限」の2種類があります。「消費期限」は『食べても安全な期限』、「賞味期限」は『おいしく食べることができる期限』です。「賞味期限」を過ぎても、すぐ食べられないということではありません。
外食では・・・
「注文しすぎない!」
注文の際に、ボリュームを確認し、「食べきれないかもしれない」と思ったら、「少なめにできますか?」とお店に相談するなど、食べきれる分を考えて注文しましょう。
宴会では・・・「3010運動」
楽しい宴会が終わった後、テーブルにたくさんの料理が残っているのはもったいないと思いませんか?食べ残しを減らすため、3010(さんまるいちまる)運動に取り組んでみましょう。
3010運動のルール
- 注文の際に適量を注文しましょう。
- 乾杯後30分間は席を立たず料理を楽しみましょう。
- お開き前10分間は自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう。
茅ヶ崎市での取り組み
食品ロス削減推進計画
「食品ロスの削減の推進に関する法律」(以下「食品ロス削減推進法」という。)に基づき、令和7年度から16年度を計画期間とする茅ヶ崎市一般廃棄物処理計画内に「食品ロス削減推進計画」を内包しています。
フードドライブ
市では、食品ロスを減らしごみ減量化を進めていくほか、食品を必要とする方々を支援するため、フードドライブ(まだ食べられるのにも関わらず捨てられてしまう食品をフードバンクなどに寄付する活動)を実施しています。フードドライブについては、次のページをご覧ください。
また、市のほか、生協店舗やスーパーなどでもフードドライブを実施しています。実施拠点は次のページをご覧ください。
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このページに関するお問い合わせ
環境部 資源循環課 資源循環担当
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