松籟庵のご案内
松籟庵 梅の開花状況(平成27年)
松籟庵とは
茅ヶ崎駅南口から、高砂通りを海へ向かって約5分。
高砂緑地の一角に、「松籟庵(しょうらいあん)」はあります。
松籟庵は日本庭園にある前庭つき茶室・書院で、茅ヶ崎市在住の岩田孝八氏(元長崎屋・会長)の母親が亡くなられたときに、長い間茅ヶ崎市にお世話になったお礼として、末永く茅ヶ崎に残る有形物にと1億円の寄付を受けたことにより建設し、平成3年の文化の日に開園しました。
茶室は裏千家の又隠(ゆういん)を、書院は表千家の松風楼を模しており、本格茶道がたしなめます。
庭園は純日本式で、松林を主体とした園内には三重の塔(薬師寺型)・池・石灯籠などが配置されています。
駅から5分とは思えないほど、静かで心安らぎます。
また、2月中旬から3月上旬には梅の花が庭園を赤く染め、楽しませてくれます。
茶道用語
- 裏千家
茶道流派の一つです。千利休の孫宗旦の四男仙叟(せんそう)宗室が利休の四世を称したのに始まります。裏千家の名前は、宗室が父から譲られた茶室今日庵が、表千家の裏にあたることに由来します。 - 表千家
茶道流派の一つです。千利休の孫宗旦の三男、宗左が利休の四世を称したのに始まります。 - 又隠
茶道千家の第三世であり、千家流茶道の完成者と言われる千宗旦が隠居に際して造立した四畳半の茶室です。利休風四畳半茶室の典型とされています。 - 松風楼
表千家にある茶室です。
八畳敷で、中央に床があります。
松籟庵写真集
詳しくは下記 文化生涯学習課 松籟庵ページをご覧ください。
周辺の見所
松籟庵周辺には、見所がたくさんあります。
少し足を伸ばして、周辺観光されてはいかがでしょうか。
1.茅ヶ崎文化資料館
徒歩約6分
調査研究により収集・保存された茅ヶ崎を知る上で欠かせない文化的資料を3万点以上保存しており、テーマに沿った展示を行っています。
2.氷室椿庭園
徒歩約10分
広さ約2,800平方メートルの和風庭園に、椿や松、バラなど1,300本におよぶ庭木類が植えられています。
3.茅ヶ崎市美術館
徒歩約1分
茅ヶ崎ゆかりの作家作品の収集・展示を中心に、現代の美術動向も取り入れた活動を行っている美術館です。
4.開高健記念館
徒歩約20分
茅ヶ崎を拠点として活動された「開高健」さんの記念館です。書斎は往時のままになっており、展示コーナーでは原稿や愛用の品々を展示しています。
5.サザンビーチちがさき
徒歩約15分
東に江ノ島、正面に烏帽子岩、西に富士山を臨むことができます。茅ヶ崎の頭文字のCを象った「茅ヶ崎サザンC」のモニュメントも有名です。
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経済部 産業観光課 観光担当
市役所本庁舎3階
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