9.ボッチャ

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ページ番号 C1054592  更新日  令和5年12月4日

ボッチャとは

 ボッチャはイタリア語で「ボール」を意味する単語(Bocce:ボッチェ)が由来で、脳性麻痺など運動機能に障がいがある競技者向けに考案されました。長さ12.5メートル、幅6メートルのコートで、赤・青の6球ずつ皮製のボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、ジャックボールと呼ばれる白いボール(目標球)にいかに近づけるかを競います。障がいの程度により、「BC1」~「BS4」の4クラスと、オープンクラス立位・座位があります。パラリンピックの正式種目ですが、障がい、年齢、性別にかかわらず、すべての人が一緒に出来るスポーツです。

 エンドの数、使用するボールの数は個人戦・ペア戦・団体戦で異なり、スローイングボックスが指定されています。赤ボールチームが先攻で、コイントスでどちらを選ぶか決めます。先攻がジャックボールを投げて試合開始ですが、コート内のV字のジャックボールラインを越えていなければ、相手にジャックボールを投げる権利が移ります。ジャックボールがコート内の有効エリアに収まるまで、交互に投球をします。

 1巡目の投球はジャックボールを投げた側の先攻で、2巡目以降ボールが尽きるまでの投球は、ジャックボールより遠いボールを投げたチームが相手よりも近いボールを投げられるまで、連続して投球します。3種類のボールが揃ったタイミングで一度計測を行い、ジャックボールから遠い距離にある方が次に投球をします。

 ボールを投げられなくても、ランプ(勾配具)やヘッドポインタなどの補助具を使うことや、自分の意思をランプオペレーターに伝えることが可能であれば、介助者による補助具や車椅子移動の補助は認められています。言語障がいの場合を除き、競技中の意思伝達に時間制限があります。各クラス制限時間内に6球ずつ投球し、制限時間を過ぎてしまうとボールが残っていても無効となります。

 エンドの終了に審判がジャックボールと投げられたボールの距離を測定します。負けた側のボールよりも更にジャックボールに近いボールに各1点が与えられ、ゲーム終了後に高得点の競技者またはチームが勝ちとなります。

 

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