総合交通プラン概要版4

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ページ番号 C1008349  更新日  令和5年3月31日

「総合交通プラン」の取り組みです

施策方針1:茅ヶ崎駅周辺では人や公共交通を優先します。

 茅ヶ崎駅周辺には、マイカーではなく、公共交通や自転車、歩いて来ていただくことを基本に考えています。

  • 茅ヶ崎駅周辺の中心部を囲む環状道路を配置し、交通の集中を防ぎます。併せて、通過交通を処理する幹線道路、これらを効果的に結ぶ道路を整備します。
  • 環状道路の内側では、幅の広い段差のない歩道の整備、人と自転車・バス・タクシーだけが走行できる空間の整備、無用な交通の進入を抑制する交通規制の検討も行い、人と公共交通機関を優先した道路の使い方とします。街路樹や休憩施設の設置などにも配慮します。
  • 環状道路の外側には、マイカーからの乗り換え用駐車場を配置し、巡回バスや共同で利用する自動車(コミュニティサイクル)などの中心市街地を回遊する交通手段を確保します。
  • 駅周辺の駐車場整備や駐車場利用者への優遇策を見直し、公共交通利用者への優遇策を事業者や商店主などと協議しながら導入していきます。
  • 商店街では、荷さばきなどに共同で利用できる駐車スペースの確保を検討します。
  • 自転車等放置禁止地域を利用者の実態にあったものに見直し、利用しやすい駐輪施設を配置します。また、茅ヶ崎駅南側では、観光客がコミュニティサイクルを使って観光スポットを回遊できるようにします。

茅ヶ崎駅周辺での取り組みの内容ロゴ

茅ヶ崎駅周辺地図

  • 駐車場整備の抑制と駐車場利用者優遇策の見直し
  • 公共交通利用者優遇策の導入
  • コミュニティゾーンの形成
  • 観光レクリエーション用レンタサイクルの導入
  • 分離信号の導入(車が全方向赤信号になり、歩行者が全方向横断可能)
  • 環状道路の確保
  • 自転車放置禁止区域の見直しと商店街で適正な駐輪施設の配置
  • 歩道の整備や段差の解消などによる歩行空間のネットワーク化
  • 荷さばき用共同駐車スペースの確保

凡例


矢印

一般車両通行規制に向けた検討
時間帯や空間を限定して歩行者、自転車、バスを優先させる道路の設定)


パーキングマーク

マイカーから乗り換えるために環状道路の外側に設置する駐車場


赤点線

環状道路の整備


緑点線

主要幹線道路の整備


紫点線

幹線道路の整備


施策方針2:自動車を使わなくても移動できるように、乗合交通の整備に重点をおきます。

自動車を使わなくても市内を移動できるように、便利で快適な公共交通機関ネットワークが必要です。

  • 市民生活にあった便利で快適なバス路線網を構築します
    現在、バスや鉄道の利用が不便な地区を解消するとともに、市民ニーズが高い、主要施設や地区間を連絡する路線の新設などにより、市民にとって使いやすいバス路線網を確立します。
    バス路線網の確立は、既存バス路線の統合・延伸・新設を基本としますが、物理的・経済的に対応が困難な場合は、コミュニティバス・乗合タクシー(注)などの新しい乗合交通による対応を行っていきます。
  • バスの定時性確保を支援する施策を推進します
    自動車利用から公共交通への転換による、自動車交通量の削減を前提に、バス専用車線やバス専用区間を確保するための道路整備やバス優先信号の導入等により、バス運行の定時性確保を目指します。
  • 乗合交通を利用しやすい環境づくりを進めます
    施設の整備、車両の導入時には、高齢者や障害者、初めての人などでも、分かりやすく自由に利用できるように配慮します。また、乗合交通利用者の優遇や乗り換え、乗り継ぎを便利にするなど、乗合交通を利用しやすい環境づくりを促進します。
  • 乗合交通を考える体制づくりを進めます
    茅ヶ崎市にふさわしい乗合交通のあり方について、市民と事業者と行政が一体となって検討を進めます。安価で質の高いサービスを確保するため、必要なサービスを明らかにし、サービスを提供する事業者の選別、市民によるサービスのチェックが可能となる新しい仕組みづくりを目指します。
  • 鉄道を利用しやすい環境づくりを進めます
    鉄道輸送力増強や新駅設置について、関係機関へ要望・協議を行うとともに、駅やその周辺地区では、高齢者や障害者に限らず、誰でも使いやすい施設や仕組みづくりを行います。

(注)コミュニティバス・乗合タクシー
コミュニティバスは、市が主導的に計画する乗合バスで、高齢者や障害者等への対応も含め、既存のバスサービスだけでは対応できない地区やニーズに対応するものです。乗合タクシーは、乗車定員が10人以下の車両で、路線バスと同様のサービスを行うものです。

施策方針3:歩行者や自転車が安全で快適に移動できるようにします。

安心して暮らせる生活空間をつくるため、必要な基盤整備と自転車利用の新しいルールが必要です。

  • JR茅ヶ崎駅周辺の、自転車等放置禁止区域の見直し、放置自転車撤去費用の有料化など、自転車利用に関する新しいルールを検討します。
  • 自転車道や自転車レーンの整備を行い、連続した走行空間を確保します。
  • 生活道路に、無用な通過交通が入らないように、骨格的な道路網を整備し、住宅地区では、コミュニティゾーン(注)を設定します。

(注)コミュニティゾーン
歩行者の安全性や利便性、快適性を向上させるため、地区内に流入する車両の速度の抑制や交通規制の見直しなどを行う地区です。

歩行者・自転車・自家用車(道路)に関する取り組みの内容ロゴ

歩行者・自転車・自家用車(道路)に関する取り組み図

凡例


紫点線

自転車専用道路の整備


緑点線

主要幹線道路の整備


青点線

幹線道路の整備


赤点線

環状道路の整備


鉄道・バス・タクシーに関する取り組みの内容ロゴ

鉄道・バス・タクシーに関する取り組み図

乗合交通に関する施策

バス路線網の構築

  • 既存バス路線の維持方策の検討
  • 既存バス路線の見直しによる対応・新しい乗合交通による対応
    • 既存バス路線の統合・延伸・新設
    • 既存バス路線から、需要に応じてルートを変更したり、配車される、バスや乗合クシーなどの導入
    • コミュニティバス・乗合タクシーの導入
    • 医療機関と住宅地などを直結する乗合交通の導入
    • 茅ヶ崎駅周辺の集客施設の駐車場や環状道路外側の駐車場と、住宅地を直結する乗合交通の導入
    • 拠点間や公共施設などを、連絡・循環する乗合交通の導入

(注)上記施策は、具体的な方策の適用製などを検討し、組み合わせて実施します。

定時性確保を支援する施策の推進

  • 環状道路内における一般車両通行規制に向けた検討
  • 公共交通を優先させる道路整備や交通運用の導入
     

乗合交通を利用しやすい環境づくり

  • 車両のノンステップ化、低公害化
  • バス停の快適性向上
  • バス停に駐輪場を設置するなど、他の交通手段との連携強化
  • 利用や乗り継ぎ、乗り換えなどに対する費用面での優遇措置の導入
  • 運行情報などの提供や利用予約などに対する情報技術(IT)の活用

乗合交通を考える体制づくり

  • 使いやすい公共交通を確保する市民・事業者・行政による体制の確立

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このページに関するお問い合わせ

都市部 都市政策課 交通計画担当
市役所本庁舎3階
〒253-8686 茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目1番1号
電話:0467-81-7181 ファクス:0467-57-8377
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