生物多様性のため生きものに優しい管理を行っています
市内北部、赤羽根字十三図周辺特別緑地保全地区に含まれる、市道6185号線は、茅ヶ崎市でも希少となった生きものが生息・生育する場所でもあります。
このため、貴重な生きものを重視した保全を進めるため、管理手法が他の場所とは異なっています。通行される方にとっては、生い茂る草木が通行の邪魔になると思われることもあるかと思いますが、自然環境保全へのご理解ご協力をお願いいたします。
どんな生きものが確認されているの?
赤羽根字十三図特別緑地保全地区内市道6185号線で見られる主な生きものは次のとおりです。
【植物】
アキノタムラソウ、エビヅル、コウボウ、シオデ、センニンソウ、ダイコンソウ、チガヤ、ツリガネニンジン、ナワシロイチゴ、ノアザミ、ヒトツバハギ、フユノハナワラビ、ツルボ、ヤマナラシ、ワレモコウ、ワラビ
【昆虫】
エンマコオロギ、ヒゲシロスズ、クサヒバリ、カンタン、クツワムシ、シブイロカヤキリ、スズムシ、トゲナナフシ、ハヤシノウマオイ、マツムシ、ハタケノウマオイ
【両生爬虫類】
アオダイショウ
【鳥類】
エナガ、ウグイス、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、モズ
詳しくは、自然環境評価調査結果でもご確認いただけます。
「まっぷdeちがさき」でもご確認いただけます。
パソコン版 https://www2.wagmap.jp/chigasaki/Portal
スマートフォン版 https://www2.wagmap.jp/chigasaki-sp
具体的な管理手法
生息している植物をそのまま残します

ー在来の生きものの生育場所・隠れ場所を残す管理を行いますー
植物によっては刈り込みを行うことで弱ってしまう種類があります。
また、昆虫などの中には特定の植物がないと生息できない種類もいます。
この様な条件の区間は、生きものを優先し極力刈り込みを行わないこととしています。
ーどんな生きものがいるの?-
【植物】ヒトツバハギ、センニンソウ、アキノタムラソウ等
植物の根際でなく、少し高めの位置で刈り込みます
ー生きものの隠れ場所を残すため、根際でなく、少し高めの位置で刈り取りますー
比較的刈り込みに強い在来植物であっても、その場所に生息・生育している生きもの生育場所・隠れ場所を残す必要がある場所があります。このような区間は植物の根際から狩るのではなく、20cm~30cm位の高さで刈込を行います。
なお、刈った草はその場に残す場合もあります。
ーどんな生きものがいるの?-
【昆虫】スズムシ、クツワムシ等
根際から刈り取ります

ー外来種から在来種への変換を図りますー
特別緑地保全地区の南北端付近は外来植物が侵入し優勢になっています。
そこで、この区間は外来種の除去のために引き抜くか、根元から刈り取ることとしています。
外来種除去後にはこのエリアにある在来種の種をまくなど在来種への転換を図っていきます。
【除去したい外来種】
アレチウリ、セイタカアワダチソウ、ヤナギハナガサ等
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都市部 景観みどり課 みどり担当
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