茅ヶ崎の在来種
茅ヶ崎の在来種
在来種とはその地域にもともと生息、自生していた動植物のことを指す言葉で、その地域の気候風土に対して特に高い適性を持っていて、茅ヶ崎らしい自然的景観を形成してきました。
例えば、「チガヤ」という植物は、茅ヶ崎の代表的な在来種の植物です。茅ヶ崎ははもともと相模川の氾濫や河道が時代によって場所が変わってきたため、湿地が多く、チガヤが多く生育しており、「ちがさき」の地名はチガヤが多く見られたことに由来して生まれたという説もあります。
このように、在来種は地域の歴史や景観と密接な結びつきがあったと言えます。
しかし、近年では人の手によって海外などから運び込まれた外来植物が市街地の緑化に用いられるようになり、また、そのような植物が人の管理を逸脱し自然の中で繁殖してしまうことで茅ヶ崎の独自性が失われつつあります。
そこで、茅ヶ崎市では茅ヶ崎の自然的景観を保全するため、茅ヶ崎らしい樹木及びつる性植物の在来種リストを作成しました。
お庭などに植える樹木を考えるときなどの参考にお使いください。
外来植物のもたらす影響とは?
外来種による影響は以下のように考えられます。
- 外来種が在来の生き物の生活の場と競合してしまうことにより、本来の生態系が乱される可能性があります。
- 外来植物種が、日陰を作ってしまうことで、在来の植物の生育の場を奪ってしまったり、在来の生き物と同じ餌を食べることにより、エサを巡って競争がおこります。
- 近縁の在来の種と交雑して雑種を作ってしまい、在来種の遺伝的な独自性がなくなってしまします。
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