ナショナルコレクションについて

ナショナルコレクションに認定されました

令和6年4月25日に、氷室椿庭園における氷室捷爾(ひむろしょうじ)氏が作出したツバキ40品種が「茅ヶ崎市氷室椿庭園 氷室氏作出ツバキコレクション」として、（公社）日本植物園協会の未来に残すべき園芸文化遺産であるナショナルコレクションに認定されました。5月23日に開催された（公社）日本植物園協会大会において、ナショナルコレクション認定証及び認定盾が授与されました。

(1)コレクションテーマ　茅ヶ崎市氷室椿庭園 氷室氏作出ツバキコレクション

(2)登録数　40品種

(3)認定期間　2024年4月25日～2029年4月24日

(4)コレクションの概要　三井不動産の元副社長であり、植物愛好家であった氷室捷爾氏が、昭和30年代に収集した多数のツバキを交配して、作出した40品種のツバキ栽培品種のコレクションです。これらのツバキは、すべて国際ツバキ協会に登録され、そのうち17品種が農水省の種苗登録品種です。コレクションは国登録有形文化財である旧氷室家住宅主屋の庭園に保存されており、まとまった氷室氏作出のツバキが残るのは氷室椿庭園のみです。

ナショナルコレクション認定制度

（公社）日本植物園協会が制定した認定制度です。野生種、栽培種に関わらず日本で栽培されている文化財、遺伝資源として貴重な植物を守り、後世に伝えていくことを目的とした「植物コレクションの認定、保全制度」です。