（8）南湖みんなでやんべぇよ会

レトロ感と人情があったかい。－南湖やんべぇよ会ー

気になるイベントや新商品が盛りだくさん！
昭和の面影を残す南湖通りを中心に、38の事業所から成る「南湖みんなでやんべぇよ会」。商店はもちろん、材木屋や琴三味線の店、アーティストまでさまざまな業種が集まるユニークな商店会です。70年代から続いた前進の「西浜サービス会」の精神を受け継ぎ、13年に発足。人とのつながりを深め、地域を活性化することを目標に、イベント開催や新商品開発に力を入れています。会長を務める「欣ずし」の小又学さんは、「いろんな業種の人がいるからアイデアも豊富。それぞれの得意分野を活かしつつ団結していきたい」と語ります。

新たな名物は南湖から生まれる!?
商品開発にみんなで取り組む商店会
なんごっぴ（写真内右下）をトレードマークに、多彩な新商品を開発している同商店会。小又会長の寿司店「欣ずし」では、地元の魚を使った魚醤「えぼしの雫」を開発。さらに、その魚醤を活用して「多国籍酒場SITA」ではがパオを、「高橋水産」ではあじのひものを、「綵菜亭」ではベーコンの燻製や卵焼きを開発するなど、一丸となって商品開発に取り組んでいます。

レトロ感が外国人に密かな人気！
和モダンに進化するお店も
瓦屋根の店舗や銭湯など、昔ながらの風情が残る南湖通り。前進の「西浜サービス会」の頃からの建物も現存しており、老舗弁当店「濱田屋」が営む「濱時間」もそのひとつ。かつて仕出弁当の調理場だった築60年ほどの建物を活かしつつ、内部をモダンにリノベーションして貸別荘＆カフェとして再利用しています。レトロな町並みと相まって、外国人客からも大好評！

まさにみんなでやんべぇよ
イベントを通じてみんなで盛り上がる！
フリーマーケットや近所の商店による出店、まちなか美術展、神輿などが登場する秋の恒例行事「南湖みんなでやんべぇよ」をはじめ、豆まき、子どもの日、七夕、冬至などのイベントを定期開催しています。また、18年には新たな試みとして銭湯「恵比寿湯」で落語会を初開催。さまざまなイベントを通じて、地域の人々とのつながりを深めています。

• 南湖みんなでやんべぇよ会（Facebook）　（外部リンク）