47年ぶり5人目の名誉市民　加山雄三氏に決定

5人目の名誉市民　加山雄三氏

　市は、このたび俳優・歌手という枠組みを超えて幅広い世代に影響をあたえる加山雄三氏を「茅ヶ崎市名誉市民」に決定しました。
　これまでの輝かしいご功績とご活躍に改めて敬意を表し、茅ヶ崎市に「加山雄三」が残り続けてほしいとの思いから、茅ヶ崎市名誉市民条例に基づき市長が推薦し、9月1日に茅ヶ崎市議会が全会一致で可決したことにより決定し、47年ぶり5人目の名誉市民となりました。

加山　雄三氏について

【本名】
池端　直亮（いけはた　なおあき）

【生年月日】
昭和12年4月11日

【経歴】
昭和25年3月　茅ヶ崎市立茅ヶ崎小学校卒業
昭和28年3月　茅ヶ崎市立第一中学校卒業
昭和31年3月　慶應義塾高等学校卒業
昭和35年3月　慶應義塾大学法学部卒業
昭和35年5月　東宝に入社
昭和41年12月　日本レコード大賞特別賞を受賞
昭和61年12月　都民文化栄誉賞を受賞
平成8年7月　日本赤十字社より金色有功章を受賞
平成19年11月　神奈川文化賞を受賞
平成22年5月　茅ヶ崎市民栄誉賞を受賞
平成23年5月　芸術選奨文部科学大臣賞を受賞
平成26年11月　旭日小綬章を受章
令和3年10月　文化功労者に選出
令和4年12月　コンサート活動から引退

加山　雄三氏の功績

　茅ヶ崎出身である加山雄三氏は、幼少期から30年以上茅ヶ崎で過ごされ、茅ヶ崎小学校、第一中学校を卒業されました。1960年にデビューし、以後60年以上もの間、湘南サウンドを代表する音楽活動をはじめ、さまざまな活動の場で茅ヶ崎の名を全国に大いに広めていただいています。

加山　雄三氏からのコメント

　このたびは茅ヶ崎市名誉市民に決定いただき、本当に嬉しく思います。
　そして、47年ぶり5人目の名誉市民ということを伺いました。
身の引き締まる思いと共に、「ふるさと」を愛し、今もなお茅ヶ崎で過ごしたかけがえのない時間と思い出は僕の原点そのものです。
　14歳の時、海の向こうにある烏帽子岩にどうしても行きたくて、カヌーを作って辿り着いた時から僕の今が始まったんだと思います。
　「海」が僕の「夢」そのものとなりました。いまだにその夢を追い続けています。
　今回このような形で故郷に応援していただき、幸せな気持ちでいっぱいです。
　茅ヶ崎がこれから更に素敵な街になっていくことを心から願っております。

加山　雄三